「コミューター航空会社」の版間の差分

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'''コミューター航空会社'''([[英語]]:Commuter airline)あるいは'''リージョナル航空会社'''(英語:Regional airline)または'''地域航空会社'''(ちいきこうくうがいしゃ)とは、[[航空会社]]の定義のひとつであり、小型航空機で近距離の2つの地点を中心に結ぶ航空会社のことである。
 
== 概要 ==
もともとコミューター航空会社とは、[[1978年]]アメリカで航空会社の撤退と参入に関するための規制が廃止されたことにより誕生したため、特に[[北アメリカ]]において発達してきた。日本では、大都市から離れた[[島]]の観光地(沖縄県の諸島など)を結ぶコミューター航空会社が多くある。また、ヨーロッパでは特には定義がなく、ただ短距離を結ぶ航空路線のことをコミューターと呼んでいる。
 
== 航空機 ==
{{seeSee also|リージョナルジェット}}
コミューター航空会社の航空機は、一時期、最大重量や最大旅客数を細かく決めていたことがあったが、現在はそのような法的定義はほとんどない。一般的にコミューター航空会社の航空機は、運営費削減などの理由で[[プロペラ機]]が多い。
 
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北アメリカでは、たとえば[[アメリカン航空]]でいうと[[アメリカン・イーグル航空]]、[[ユナイテッド航空]]は[[ユナイテッド・エキスプレス]]のように、大きな航空会社がコミューター路線専門の子会社を作ったり、特に資本関係を持たない各地のコミューター航空会社に自社コミューター路線の運航を委託することがある。これらは一般的に「ローカル担当」などと呼ばれる。
 
日本では大手航空会社と地元自治体との出資により設立された例があり、[[日本航空]]系では南西航空(現[[日本トランスオーシャン航空]]、[[沖縄県]])など、旧[[日本エアシステム]]系では[[日本エアコミューター]]([[鹿児島県]])や[[北海道エアシステム]]([[北海道]])、[[全日本空輸]]系では[[エアー北海道]](北海道、[[2006年]]に清算)が設立された。
 
== 第三セクター ==
日本では長崎航空(現[[オリエンタルエアブリッジ]])、[[天草エアライン]]が[[第三セクター]]として設立された。
 
== 関連項目 ==
*[[格安航空会社]]
*[[シャトル便]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www2.comco.ne.jp/~kotuken/kouku/chiba168.htm コミューター航空会社の発展と課題]
 
[[Category:航空会社|こみゆたあ]]