削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
2行目:
'''堺'''(さかい)は、[[大阪湾]]に面し、[[大阪]](大坂)の南に位置する[[都市]]。また、その市街地を中心とする地域。
 
地名は、[[方違神社]]付近がかつて[[摂津国]]・[[河内国]]・[[和泉国]]の3国の「境(さかい)<ref>「堺」は、[[境界]]を表す「界」の[[字体#異体字|異体字]]。[[日本]]の[[古文書]]ではしばしば同義の「[[境]]」とも混用されていた([[境相論]]を「堺相論」と表記するなど)。</ref>」に発展した街である事から付い言われていに由来する。実質的に市街地その西方に形成され、[[大小路|大小路通]]を境に摂津国[[住吉郡]]と和泉国[[大鳥郡]]に跨る市街地を形成していた<ref>明治4年([[1871年]])9月30日に摂津・和泉の境界線が[[大和川]]に変更され、大小路以北も和泉国に編入された。</ref>。
 
== 概要 ==
10行目:
古くは中世の自治都市で、[[堺市]][[堺区]]の[[都市|市街地]]。環濠の名残りである[[内川 (大阪府)|内川・土居川]]に囲まれて広がる。現在は[[大阪]]市街地まで連続的に市街地が形成されている。
 
町割は南北に細長い短冊型の町割で、南北幅は基本的に60[[間]]だが、南北両端は半端になっており、南半町が38.5間、北半町が18.5間となっている。東西幅は16 - 23間とばらつきがある。南北方向の道路は、4.5間幅の[[大道筋]]を基幹に、東西ともに2間幅の裏筋と3間幅の表筋が交互に配され、表筋は大浜筋・中浜筋・山口筋・大工町筋など、裏筋は五貫屋筋・浜六間筋・西六間筋・東六間筋・十間筋などにあたる。東西幅は16 - 23間とばらつきがある。東西方向の道路は、5間幅の[[大小路|大小路通]]を基幹に、3間幅の通が配されている。町組については大小路通を境に北組と南組に分かれ、それぞれ浜筋・中浜筋・大道筋・山口筋・東筋・農人町筋の計12の組合が形成されていた。
 
=== 堺区 ===