「人口論」の版間の差分

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このような変動がそれほど顕著なものとして注目されていないことの理由は歴史的知識が社会の上流階級の動向に特化していることが挙げられる。社会の全体像を示す、民族の成人数に対する既婚者数の割合、結婚制度による不道徳な慣習、社会の貧困層と富裕層における乳児の死亡率、労賃の変化などが研究すべき対象として列挙できる。このような歴史は人口の制限がどのように機能していたのかを明らかにできるが、現実の人口動向ではさまざまな介在的原因があるために不規則にならざるをえない<ref>介在的原因とはある産業の開始や失敗、農業の衰退や農業の豊凶、戦争、労働力の節約、労賃と物価の相違などである。</ref>。
 
== 訳書 ==
*[[高野岩三郎]]、[[大内兵衛]]訳 『初版 人口の原理』 [[岩波文庫]]、初版1962年
*永井義雄訳 『人口論』 [[中公文庫]]、初版1973年
*斉藤悦則訳 『マルサス 人口論』 [[光文社古典新訳文庫]]、2011年7月に刊
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist|2}}
 
== 参考文献 ==
* [[若田部昌澄]]「[http://www.yuhikaku.co.jp/static/shosai_mado/html/1403/12.html 経済学史の窓から 第7回 マルサスは陰鬱な科学者か?]」書斎の窓
 
== 関連項目 ==
*[[人口可容論]]
*[[成長の限界]]
 
== 訳書 ==
*[[高野岩三郎]]、[[大内兵衛]]訳 『初版 人口の原理』 [[岩波文庫]]、初版1962年
*永井義雄訳 『人口論』 [[中公文庫]]、初版1973年
*斉藤悦則訳 『マルサス 人口論』 [[光文社古典新訳文庫]]、2011年7月に刊
 
== 外部リンク ==