「霊感商法株式会社」の版間の差分

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== 登場人物 ==
; 常盤 矩成(ときわ かねなり)
: 主人公。霊能者で、普段は各地の学校で理科の臨時教師を勤め、そのかたわら霊能力を駆使してさまざまな怪奇現象を解決している霊界仕事人。左手に陽の妖力(ちから)、右手に陰の妖力を持っている。右手の妖力が暴走したり左手を封印されると、「右手の常盤」という普段の温厚な性格とは正反対の冷酷卑劣で邪悪闇の別人格が現れる。ある日、福引で当たったエジプト旅行でフェムト(猫)と出会い、日本へ連れ帰る。突然人間の少年の姿に変身したフェムトに驚くが、ファラオの魂が猫の体に入り込んでいることを知り、同居人として彼のことを暖かく見守っている。常盤は「右手」が暴走し制御出来なくなることを恐れており、ストッパーの役割をフェムトに託している。
; フェムト
: [[古代エジプト]]の[[ファラオ]]の霊。暗殺者の手にかかって、若くして非業の最期を遂げている<ref>ファラオの最期は「千果の園」「ファラオの死んだ日」で描かれている。また、同作者の『[[Petshop of Horrors|新 Petshop of Horrors]]』にフェムトが登場した際、自身の14歳の誕生日を祝う宴に行く途中で暗殺されたことが明かされた。</ref>。外見は10代前半の美少年で、この姿は死んだ当時のものである<ref>享年は14歳だが小学生に間違えられるほど幼く見える。言動も幼く駄々をこねたりする。</ref>。とある事件で常盤と知り合い、以後彼の家で同居している。かつて飼っていた黒猫の体(ミイラ)を[[依り代]]とし、人間の少年の姿と黒猫の姿、どちらも自在に化けることが出来、人間の姿のまま猫の耳や尻尾をつけた姿を披露することもある。フェムトというのは黒猫の名前で、本名はネフェルティス。ただし、周囲の人は彼をフェムトと呼び、彼もそれを訂正することはない。フェムトの意識や価値観はファラオであった時のままだが、現代社会にもあっという間に順応し、一年ほどで日本語の読み書きも出来るようになった。好奇心が非常に旺盛で遊ぶことが大好き。ゲーム機や機械の操作などが得意。常盤とはよく喧嘩をするが、彼のことは信頼している。フェムトは常盤が邪悪な別人格になってしまうことを恐れ、彼が自己喪失状態に陥らないよう守護し、いざとなったら自分の手で殺すことも厭わないと自任している
; フェムト(猫)
: かつてファラオが飼っていた黒猫の霊。エジプト旅行に来ていた常盤に、ファラオの呪いの掛かった砂時計を破壊するよう依頼した。死後、その体は[[ミイラ]]にされ石棺に埋葬されていたが、砂時計の呪いが解けて甦った彼を常盤は日本へ連れ帰った。フェムトの体に主人であるファラオの魂が一緒に入り込んでしまったため、今では本来の猫の意識が表に出て来ることはほとんどない。
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== テレビドラマ ==
{{ドラマ}}
[[1991年]]8月に、[[TBSテレビ|TBS]]系「[[月曜ドラマスペシャル]]」で「'''霊感商法株式会社〜星に呪いを〜'''」が放送された。全4話。原作のエピソードを元に作られているが、設定は大幅に変更されている。1992年2月に「'''オカルト学園〜霊感商法株式会社〜'''」のタイトルでビデオが発売されている
 
=== サブタイトル ===
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*[[ラサール石井]]
*[[AURA]]
*「臨死体験」: [[斉藤慶子]]、[[小林沙世子]]、村井のり子、今井慶子、東由香里、稲葉珠香
*「卒業」: 林美穂、[[持田真樹]]、染谷早苗、[[真山惠衣|真山恵衣]]
*「星に呪いを」: [[桜井幸子]]、西尾麻里、山下亜紀、木田里絵、石垣洋子、加山由実
*「ラスト・コンサート」: [[小川範子]]、[[山崎真由美]]、三野輪有紀、小野ゆかり、田村美保