「酢酸鉛(II)」の版間の差分

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'''酢酸鉛(II)''' (さくさんなまり に)は[[鉛]]化合物の一種で、甘みを持つ無色の[[結晶]]である。[[リサージ]]([[酸化鉛(II)]] PbO を主成分とする鉱物)を[[酢酸]]と反応させることによって得られる。他の鉛化合物と同様、毒性が強い。[[水]]や[[グリセリン]]に可溶である。水の存在下で3水和物 Pb(OCOCH<sub>3</sub>)<sub>2</sub>·3H<sub>2</sub>O を生じ、これは[[潮解性]]を持つ[[単斜晶]]系の結晶である。価数を付さず単に'''酢酸鉛'''、あるいは'''鉛糖''' (sugar of lead)、'''土の糖''' (salt of Saturn)、'''グラール粉''' (Goulard's powder, [[トマ・グラール]]にちなむ)などとも呼ばれる。
 
== 古代における利用 ==