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ベトナム北部ではあまり食べられていないが、南部では日常的な家庭料理であるため[[レシピ]]は多彩で、中に入れる具も多様である。
 
基本的なレシピは、[[米粉]]と[[ココナッツミルク]]をベースにした生地に、[[豚肉]]、[[もやし]]、海老、[[リョクトウ|緑豆]]、あるいは[[鶏肉]]や[[キノコ]]、[[タマネギ]]など、好みのものをたっぷりと入れて大きめの専用フライパンで薄皮に焼き上げる。生地は[[ターメリック]]で黄色く着色される。焼き上がったものに[[香草]]([[ミント]]、[[ドクダミ]]、[[紫蘇]]など)類を添えて風味を付け、一口大にちぎって[[レタス]]やサニーレタスなどの葉もの野菜でつつんだものを[[酢]]や[[ヌックマム]]([[魚醤]])をベースにしたタレ「[[ヌクチャム]]」につけて食べる。
 
[[ホーチミン市]]など都市部には専門店があるほか、屋台でも売られ、庶民的な食べ物として[[フォー]]や[[チャーズィオ]]([[春巻き]])同様に旅行者の人気を集めている。