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<!-- Service history -->
|service= [[1984年
|used_by=アメリカ<br>
* [[アメリカ軍]]
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<!-- Production history -->
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|design_date= [[1976年]]
|manufacturer=[[FNハースタル]]
|unit_cost=US$4,087<ref name="Military Analysis Network-1999"/>
|production_date= [[1970年代]]後半
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|action=[[ガス圧作動方式]], [[オープンボルト]]
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}}
'''M249軽機関銃'''(M249 light machine gun)
M249は[[ガス圧作動方式]]の[[空冷]][[軽機関銃]]であり、容易に[[銃砲身|銃身]]交換が行える構造になっている。前方に折畳式の[[二脚]]を備えるほか、{{仮リンク|M192軽量地上銃架|label=M192三脚|en|M192 Lightweight Ground Mount}}に取り付けることも可能である。給弾は[[M27リンク|M27弾帯]]か[[STANAG マガジン]]によって行われる。これは[[弾帯]]が不足した折、[[小銃]]手らが所持している[[M16自動
[[1989年]]の[[パナマ侵攻]]において初めて本格的に実戦投入され、以降アメリカ軍が参加した主要な戦闘の全てで使用されてきた。前線では砂や汚れによる弾づまりの報告もあるが、多くの[[兵士]]はM249の性能に満足しているという。[[アメリカ海兵隊]]においては、[[分隊支援火器]]たるM249の一部を[[M27 IAR]]によって更新している<ref name="M27">{{cite web|url=http://www.marinecorpstimes.com/news/2010/07/marine_IAR_070110w/|title=Conway eyes additional testing for auto-rifle|last=Lamothe|first=Dan|date=July 2, 2010|publisher=Marine Corps Times|accessdate=2 July 2010}}</ref>。
また、SAW(分隊支援火器)という通称から、しばしば誤って「分隊戦闘火器」
== 開発・採用の経緯 ==
[[File:M249 FN MINIMI DM-SC-93-05251.jpg|thumb|left|[[湾岸戦争]]中、初期型のM249を使用する米海兵隊員。(1991年2月)]]
[[1965年]]の段階で、[[アメリカ陸軍]]および[[アメリカ海兵隊]]の標準的な[[機関銃]]としては[[ブローニングM2重機関銃|M2重機関銃]]と[[M60機関銃]]の2種が運用されていた。M2重機関銃は[[口径|大口径]]の大型[[重機関銃]]で、主に車載ないし陣地据付の機関銃として使用されていた<ref name="Willbanks-2004-179">{{harvnb|Willbanks|2004|p=179}}</ref>。また、M60機関銃は重機関銃よりは軽量な{{仮リンク|中機関銃|en|Medium machine gun}}であり、[[兵士|兵員]]により携行され、前線での支援火器として使用されていた<ref name="Willbanks-2004-131">{{harvnb|Willbanks|2004|p=131}}</ref>。しかし、これらの機関銃はいずれも重量があり、効率的に運用する
こうして陸軍ではM60機関銃よりも軽量かつM16自動小銃よりも[[火力 (軍事)|高火力]]であり、さらに単独の兵員によって運用しうる機関銃の調達を決定した。これにより、歩兵銃のフルオート射撃に依存しない分隊支援能力の獲得が期待されたのである<ref name="Bonds-2002-451">[[#CITEREFBondsMiller, David2002|Bonds and Miller 2002]], p. 451.</ref>。[[1960年
[[1968年]]、陸軍の新規小火器計画の一環として5.56mm口径の軽機関銃の開発が提案されるが、当時の軍部では5.56mm弾の威力不足を危惧する意見が一般的だった
その後、新型SAWの採用に向けた運用試験が始まった。この際、開発中だった6mm機関銃に加えて3つの5.56mm機関銃が候補となった。すなわち、[[コルト・ファイヤーアームズ|コルト]]社製の{{仮リンク|コルト オートマチック・ライフル|label=M16 HBAR|en|Colt Automatic Rifle}}(M16小銃の重銃身型)、[[FNハースタル|FN]]社製の[[ミニミ軽機関銃]]、[[ヘッケラー&コッホ|H&K]]社の[[H&K HK21|HK23A1]]である。最初のテストは[[1974年]]12月までに完了した<ref name="Ezell-1983-95"/>。[[1976年]]2月、ミニミ軽機関銃とロッドマンXM235が有力な候補として選ばれ、これらに関する研究開発の継続が決定する。この時期には歩兵銃と異なる銃弾を使用することで補給上の問題が生じるとして、6mm弾に対する批判が高まっていた<ref name="Ezell-1983-96-97-100">{{harvnb|Ezell|1983|pp=96–97, 100}}</ref>。同年6月、新型SAWの仕様書が修正され、5.56mm弾を使用することが必須とされた。同年10月、仕様書の変更が承認され、これと共にロッドマンXM235の口径変更に関連する入札が行われた。この入札では最終的に{{仮リンク|フォード・エアロスペース|en|Ford Aerospace}}が勝利し、同社によって設計変更が加えられたXM235はXM248と改称された<ref name="Ezell-1983-98">{{harvnb|Ezell|1983|p=98}}</ref>。[[1978年]]、M16 HBARの改良型が発表されたほか、H&K社でもHK21A1の5.56mmモデルを新型SAWの候補として提出した。この時点でコルト社製がXM106、H&K社製がXM262、そしてFN社製がXM249という仮名称で識別されていた<ref name="Ezell-1983-96-102">{{harvnb|Ezell|1983|pp=96, 102}}</ref>。[[1979年]]、陸軍によりこれら4種の候補による比較試験が行われた<ref name="U.S. Army Centre Of Military History-1983-240">{{harvnb|United States Army Center of Military History|1983|p=240}}</ref>。
[[1980年]]5月、XM249の採用が決定する<ref name="U.S. Army Centre Of Military History-1983-240"/>。同年9月、FN社はXM249のさらなる改良に向けた契約を交わし<ref name="Ezell-1983-103-104">{{harvnb|Ezell|1983|pp=103–104}}</ref>、[[1981年]]6月から新型銃のテストが開始された<ref name="U.S. Army Centre Of Military History-1988-253">{{harvnb|United States Army Center of Military History|1988|p=243}}</ref>。[[1982年]][[2月1日]]、アメリカ軍による採用が公式に宣言される。
[[1984年]]、M249分隊支援火器(M249 Squad Automatic Weapon)として陸軍に対する配備が始まり、翌年には海兵隊での配備も始まった。オリジナルのミニミ軽機関銃とアメリカ製のモデルを比較すると、[[銃床]]の形状に差異が見られる<ref name="U.S. Army Centre Of Military History-1995-43">{{harvnb|United States Army Center of Military History|1995|p=43}}</ref>。M249は[[サウスカロライナ州]][[コロンビア (サウスカロライナ州)|コロンビア]]のFN社工場にて製造されている<ref name="Crawford-2003-17">{{harvnb|Crawford|2003|p=17}}</ref>。
こうして配備が始まったM249は射撃精度と信頼性の高さを評価されたが、一方で高温になる[[銃砲身|銃身]]が露出していることや鋭利な箇所が多いことが使用者の負傷に繋がりうると指摘された。また、フロントサイトの調整に特殊な工具が必須とされる点も問題として指摘されていた。[[1985年]][[8月23日]]、当時の{{仮リンク|アメリカ合衆国陸軍次官|label=陸軍次官|en|United States Under Secretary of the Army}}{{仮リンク|ジェームズ・R・アンブローズ|en|James R. Ambrose}}は、これらの問題の解決を試みる
== 設計 ==
[[File:M249 FN MINIMI DM-SD-05-05342.jpg|thumb|射撃訓練場にて、{{仮リンク|M2三脚|label=M122A1三脚|en|M2 tripod}}に取り付けたM249で射撃を行う海兵隊員(2003年11月)]]
M249は[[弾帯|弾帯給弾式]]の[[軽機関銃]]である<ref name="Bonds-2002-451"/>。通常、[[M27リンク|M27弾帯]]によって接続された[[5.56x45mm NATO弾]](M855通常弾およびM858[[曳光弾]])を使用する。また、弾帯は銃の下方に固定できるプラスチック製の[[弾倉]]かカンバス製の弾帯袋に収納される<ref name="Bonds-2002-451"/>。
<gallery>
File:USMC M249 SAW PIP.jpg|プラスチック製弾倉を取り付けたM249
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</gallery>
作動方式には[[ガス圧作動方式]]および[[オープンボルト]]方式が採用されている。引き金が引かれると、まずボルトとボルトキャリアがリコイルスプリングの力で前進する。これに伴い、弾帯から分離された[[弾丸|銃弾]]が薬室へ送られ発射される。この際に燃焼ガスの一部が銃身の穴を経由して薬室に送られる。このガスの圧力によりピストンが動作し、排莢および次弾の抽出、弾帯の移動、リコイルスプリングの圧縮を行い、次の発射に備えるのである。M249の全長は{{convert|
[[銃砲身|銃身]]の[[ライフリング]]のピッチは1周{{convert|180|mm|in|abbr=on|0}}である。銃身は[[空冷]]式で、また、銃身交換を容易にするべく銃身周辺の構造は簡単に取り外せるようになっている<ref name="Crawford-2003-17"/>。高さの調節が可能な折畳式[[二脚]]を標準的に備えるほか、{{仮リンク|M192軽量地上銃架|label=M192三脚|en|M192 Lightweight Ground Mount}}や車載用[[銃架]]に取り付けることも可能である。[[機関銃]]としての持続射撃能力を十分に備えつつも、射撃精度は[[小銃]]と同程度とされる。ガス規整子を切り替えることで、射撃速度を725発/分と
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|- style="vertical-align:bottom; border-bottom:1px solid #999;"
!
! style="text-align:left;" | [[ブローニングM1918自動小銃|M1918自動銃]]<br />[[軽機関銃]]
! style="text-align:left;" | M249<br />軽機関銃
! style="text-align:left;" | M249 Para<br />軽機関銃
! style="text-align:left;" | [[M16自動小銃|M16A2]]<br />[[歩兵]]銃
! style="text-align:left;" | [[M240機関銃|M240B]]<br />中機関銃
! style="text-align:left;" | [[RPK軽機関銃|RPK-74]]<br />軽機関銃
! style="text-align:left;" | [[PK (機関銃)|PKM]]<ref>{{ru icon}} http://topwar.ru/16311-sovetskiy-edinyy-pulemet-pkm-i-ego-novye-modifikacii.html</ref><br />[[汎用機関銃]]
! style="text-align:left;" | [[IMI ネゲヴ|ネゲヴ]]<ref name="Crawford-2003-56">{{harvnb|Crawford|2003|p=56}}</ref><br />軽機関銃
! style="text-align:left;" | [[CIS ウルティマックス100軽機関銃|Ultimax 100]]<br />軽機関銃
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|- style="vertical-align:top;"
! style="text-align:right;" | '''全長'''
| {{convert|
| {{convert|
| {{convert|893|mm|in|abbr=on|0}}
| {{convert|
| {{convert|
| {{convert|
| {{convert|
| {{convert|
| {{convert|
|- style="vertical-align:top;"
! style="text-align:right;" | '''使用弾'''
| [[.30-06スプリングフィールド弾|.30-06]]
| [[5.
| 5.
| 5.
| [[7.
| [[5.45x39mm弾|5.
| [[7.62x54mmR弾|7.
| 5.
| 5.
|- style="vertical-align:top;"
! style="text-align:right;" | '''給弾'''
| 20発[[弾倉#バリエーション|箱型弾倉]]
| 200発[[弾帯]]
| 200発弾帯
| 30発箱型弾倉
130行目:
| 100発弾帯
| 150発弾帯
| 100発[[弾倉#バリエーション|ドラム型弾倉]]
|- style="vertical-align:top;"
! style="text-align:right;" | '''銃口初速'''
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== 実戦投入 ==
[[File:5.56mm-military-rounds.jpg|thumb|M249で使用できる各種の5.56mm弾。左からM199模擬弾、M200空砲、M855通常弾、M856曳光弾
M249軽機関銃はM249 SAWの制式名称で[[1984年]]に正式採用された。当初は様々な評判があり、おおむね地面に伏せて射撃を行えば十分に[[軽機関銃]]として運用しうるが、一方で[[小銃]]のような肩撃ちないし腰だめ撃ちの場合には使い物にならないと言われた<ref name="Eby-2001">{{harvnb|Eby|2001}}</ref>。また、非常に頑丈かつ強力な[[分隊]]支援能力を有する点は支持されたが、一方で多くの欠点も指摘された。それは例えば、不良の多い空砲射撃用アタッチメントや破損しやすい[[二脚]]、複雑なスリング取付金具、そして構造上隙間や溝が多く土や汚れが付着しやすい点などである<ref name="Savage-2002">{{harvnb|Savage|2002}}</ref>。中には[[M16自動小銃|M16]]の[[銃砲身|重銃身]]モデルの方が優れた軽機関銃であるという評価もあった<ref name="Cargile-2001">{{harvnb|Cargile|2001}}</ref><ref name="Grundy-2001">{{harvnb|Grundy|2001}}</ref>。
大規模な運用は[[1991年]]の[[湾岸戦争]]が始まってからであった。以後、[[1993年]]の[[ソマリア]]介入({{仮リンク|統一タスクフォース|en|Unified Task Force}})、[[1994年]]の[[ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争|ボスニア紛争]]、[[1999年]]の[[コソボ紛争]]、[[2001年]]からの[[アフガニスタン紛争 (2001年-)|アフガン紛争]]、[[2003年]]からの[[イラク戦争]]など、[[アメリカ軍]]が参加した多くの紛争・戦争に投入された。
M249は機動部隊
=== 湾岸戦争 ===
[[湾岸戦争]]中、[[アメリカ陸軍|陸軍]]および[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]に対し、合計929丁のM249が支給された。前線での使用例は少なく、この戦争においてM249は機動的に運用されることよりも定位置からの友軍支援用途に用いられる事が多かった<ref name="U.S. Army Armament, Munitions and Chemical Command-1993">{{harvnb|U.S. Army Armament, Munitions and Chemical Command|1993}}</ref>。砂漠という環境もあり、運用中に砂が詰まるという苦情が相次いだ<ref name="Bruning-2006-61">{{harvnb|Bruning|2006|p=61}}</ref>。
=== アフガニスタン ===
[[アフガニスタン]]ではPIPキットによる改修を受けたM249が、より重量のある[[M240機関銃]]と共に標準的な[[分隊支援火器]]として運用された。当時は8人から成る1個[[分隊]]に対し、通常2丁のM249が支給されていた。この時期に運用されたM249の多くは、[[エアボーン|落下傘降下]]や[[CQB|近接戦闘]]を想定して全長を抑える
[[2002年]]、{{仮リンク|アメリカ陸軍ナティック兵員研究開発技術センター|label=ナティック兵員センター|en|United States Army Natick Soldier Research, Development and Engineering Center}}所属のチャーリー・ディーン[[中佐
=== イラク戦争 ===
[[2003年]]に勃発した[[イラク戦争]]では、PIP改修済みのモデルとパラ・バージョンが使用された。[[2004年]]の時点でほとんどのM249は運用開始後20年が経過しており、老朽化の
[[2003年]][[5月15日]]、ジム・スミス[[中佐
[[2006年]]12月、{{仮リンク|海軍分析センター|en|Center for Naval Analyses}}が[[アメリカ軍|米軍]]の[[小火器]]およびそれを用いた戦闘に関する報告書を発表した。この報告書は過去12ヶ月間に[[イラク]]および[[アフガニスタン]]での作戦に従事し、なおかつ銃火器を用いる戦闘に参加し、自らも射撃を行った軍人2,608名を調査対象とした。このうち13%にあたる341名がM249射手であった。M249射手のうち71%が自らの銃に満足していると回答した。また、40%が100発用ソフトケースを好んで使用したと回答し、21%がソフトケースおよび200発用弾帯袋を併用したと回答した。60%が操作性や大きさ、重量などに満足していると答えた。不満と解答した40%のうち半分程度は重量を問題視していた。一方、整備性に関しては不満を抱いている[[兵士]]が70%にもなり、多くは取り外しおよび組み立てに支障のある小さな部品の多さと耐食性の低さを理由として述べた。全体の30%が深刻なレベルでの動作停止を経験したことあがり、そのうち41%はその故障が戦闘に大きな影響を及ぼしたと答えた。全体の65%は前線に勤務している間、自分のM249は修理を必要としなかったと答えた。65%がM249について誤作動なく射撃を行うことに自信があると答え、また、64%が破損などが起こらず修理を必要としないと答えた。この2つの解答は独自のメンテナンスを行うM249射手が多いことを示している。また、60%の射手は調査に際して改善点の提案を行った。そのうち17%は軽量化を求め、別の17%は強度のある頑丈な[[弾帯]]および弾倉を求めていた。その他には折畳式[[銃床]]などの改良案が提案されていた<ref>http://images.military.com/pix/defensetech/cna_m4_study_d0015259_a2.pdf</ref>。
== 派生型 ==
;M249 PIP
:[[1985年]]の改良案に基づき、PIPキットを導入したモデル。事実上の標準モデルである。[[銃床]]はオリジナルのスチール管のものから[[M240機関銃]]と類似した形状のプラスチック製銃床のものに交換された。これにより銃床内に反動を軽減する
<gallery>
File:M249 FN MINIMI DM-ST-87-01604 c1.jpg|PIPキット導入前のM249(1986年撮影)
180行目:
;M249パラトルーパー
:M249パラトルーパー
<gallery>
File:PEO M249 Para ACOG.jpg|M249パラ・モデル
186行目:
;M249 SPW
:M249 SPWは[[アメリカ特殊作戦軍|特殊作戦軍]]
<gallery>
File:USMC-051210-M-4657S-017.jpg|M249 SPWを射撃する海兵隊員
192行目:
;Mk46 Mod0
:USSOCOMによりSPWにさらなる改良が加えられたモデル。Mk46と後述のMk48は、共に[[アメリカ海軍特殊戦コマンド|海軍特殊戦コマンド]]
<gallery>
File:U.S. Army Ranger, 2nd Battalion, 75th Ranger Regiment providing Overwatch in Iraq 2009.jpg|イラク戦争中、Mk46機関銃を使用する陸軍レンジャー隊員(2008年11月撮影)
199行目:
;Mk48
{{Main|{{仮リンク|Mk48機関銃|en|Mark 48 machine gun}}}}
:USSOCOMの要求により開発されたモデルで、[[7.62x51mm NATO弾]]を使用するMk46の派生型である<ref name="Pushies-2004-88"/>。公的には軽量機関銃
<gallery>
File:Mk 48 PEO Soldier.jpg|Mk48機関銃
205行目:
</gallery>
== 今後 ==
現在までにM249の寿命を伸ばすために様々な改修およびメンテナンス計画が実施されてきた。多くのM249は長年の使用により重要部品の多くが摩耗しており、とりわけ初期生産分ではレシーバーレールが反り返るという不良が頻発していた。後期型ではレールを強化し溶接方法を[[スポット溶接]]とすることで対策を試みたが、それでも完全には解決されなかった。
[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]では[[弾倉|弾倉給弾式]]でM249よりも軽量な[[小銃]]型の[[分隊支援火器]]として[[M27 IAR]]の運用試験を続けており、これにより現在配備されているM249の一部を置換することを計画している。この計画では4,100丁程度のM27を調達し、現在10,000丁程度配備されているM249の一部を更新することとされている。更新は[[小隊]]単位で行われ、8,000丁程度のM249は継続使用される予定である<ref name="Cox-2008">{{harvnb|Cox|2008}}</ref>。また、この計画に伴う試験の
== 関連項目 ==
*[[ミニミ軽機関銃]]
*[[M240機関銃]]
*[[M60機関銃]]
== 脚注 ==
{{Reflist|colwidth=30em}}
== 参考文献 ==
{{refbegin}}
* {{Citation|last=Bonds|first=Ray|coauthors=Miller, David|title=The Illustrated Directory of Modern American Weapons|publisher=Zenith Imprint|year=2002|isbn=0-7603-1346-6|url=http://books.google.com/?id=gg1yz5dCQHgC&printsec=frontcover}}
256行目:
{{refend}}
== 外部リンク ==
{{Commons category|M249 light machine guns}}
* [http://www.fnhusa.com/l/products/military/machine-guns/m249-series/m249-saw/ Manufacturer's Website]
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