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;10<sup>14</sup> 年
:軽い[[恒星]]が冷却するまでの時間。恒星は質量が軽い星ほど寿命が長い。最も軽い恒星の質量は[[太陽質量]]の約0.08倍で、このような星は[[赤色矮星]]と呼ばれる。この質量の赤色矮星の寿命は約14兆年(1.4 x× 10<sup>13</sup>年)と推定されている。[[核融合]]の燃料となる[[水素]]を使い尽くした赤色矮星は[[白色矮星]]となり、[[熱放射]]を出しながら背景の宇宙と[[熱平衡]]に達するまで冷却していく。また、現在の宇宙の[[銀河]]で起こっている星形成は、星の材料となるガス雲が次第に減るために10<sup>13</sup> - 10<sup>14</sup>年後には起こらなくなると考えられている。よって最後のガス雲から生まれた最も軽量の赤色矮星は約 2 x× 10<sup>14</sup> 年後には冷え切ってしまうと考えられる。
;10<sup>15</sup> 年
:[[惑星]]が公転軌道から外れるまでの時間。2つの恒星が互いに近接遭遇を起こすと、恒星が従えていた惑星系の惑星は軌道を乱され、母星から飛び出す可能性がある。このような現象が起こる時間スケールがこの程度の時間である。母星に近い軌道を回る惑星ほど、このような近接遭遇で飛び出す確率は小さい。
:[[重力波 (相対論)|重力波]]の放射により、星の軌道が壊れるまでの時間。加速度運動を行う荷電粒子が[[電磁波]]を放射するのと同様に、加速度運動する物体は重力波を放射してエネルギーを失うことが知られている。しかし通常の恒星の運動程度の加速度で放射される重力波は非常に弱いものである。よってこの過程で恒星の軌道が完全に壊れるにはこの程度の時間が必要となる。
;10<sup>30</sup> 年
:銀河を構成する全ての星が銀河中心の大質量[[ブラックホール]]に呑み込まれるまでの時間。銀河中心に存在する大質量ブラックホールの質量消費率は約10<sup>-4</sup>~10 - 10<sup>-3</sup>太陽質量/年の程度と見積もられている。よってこの割合で典型的な銀河の質量(10<sup>11</sup>太陽質量)を呑み込むまでの大まかな時間スケールはこの程度になる。
;10<sup>36</sup> 年
:[[陽子]]が崩壊するまでの時間([[大統一理論]]が正しい場合)。
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