「モデルチェンジ (自動車)」の版間の差分

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また、別車種であることを消費者に認識させるために、メーカー自身が先代車種の後継車である事を否定するためにもこの手法が用いられる。この場合、後継車というより[[絶版]]車種の穴埋めとして発売されたものという意味合いもある。[[トヨタ自動車]]の[[トヨタ・アイシス|アイシス]]と[[トヨタ・ガイア|ガイア]]の関係では、販売形態から、メディアなどでは後継車として扱われるアイシスも、実際には新規に開発された車種である<ref>[http://toyota.jp/faq/car/isis/index.html TOYOTA よくいただくお問い合わせ]</ref>。[[トヨタ・セリカXX]]から[[トヨタ・スープラ|スープラ]]、[[トヨタ・グランドハイエース|グランドハイエース]]から[[トヨタ・アルファード|アルファード]]など。
 
逆に、同一車両であるにもかかわらず市場毎に別の名前が付けられる場合もある。近年日本国内で販売された日本車としては[[三菱・ランサー]](7代目)のケースがある。世界的には全てのモデルが基本的にランサーの名称で販売されるにもかかわらず、日本市場ではホットモデルの[[三菱・ランサーエボリューション|ランエボ]]を除き上級車種[[三菱・ギャラン|ギャラン]]の名を冠した[[三菱・ギャランフォルティス|ギャランフォルティス]]の名称で販売されている。さらには、[[日産・AD]]のOEM供給を受けた[[ライトバン]]に[[三菱・ランサーカーゴ|ランサーカーゴ]]の名称を付ける事態まで起こっている。大衆セダンについてはギャランフォルティスの登場後しばらく併売されていた6代目が生産終了となり、日本においてはそのネーミングを受け継ぐモデルこそあるものの、大衆セダンとしてのランサーの歴史にはピリオドが打たれた。
 
== 脚注 ==