「大岡信」の版間の差分

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大岡の詩は[[英語]]、[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[マケドニア語]]に訳されている。[[連歌]]や[[連句]]に倣い、現代詩人たちが共同で詩を制作する「[[連詩]]」を1970年代初めに提唱し、国内および海外でも精力的に連詩制作を行ってきた。連詩集として『揺れる鏡の夜明け』や『ファザーネン通りの縄ばしご』、『What the Kite Thinks』などを出版している。
 
詩歌や美術に関する評論も数多い。1959年(昭和34年)に、日本の現代美術画廊のパイオニアともいえる「南画廊」の社主・志水楠男の依頼で「[[フォートリエ]]展」カタログ作成に協力したのを機に、[[サム・フランシス]]、[[ジャン・ティンゲリー]]、[[瀧口修造]]、[[加納光於]]といった作家たちと交流、共同制作をするなど現代美術との関わりは深い。また、1962年(昭和37年)に[[武満徹]]の管弦楽曲のために「環礁」を書き下ろして以来、クラシック音楽の作曲家ともたびたび共作している。[[一柳慧]]とは合唱曲「光のとりで 風の城」やモノオペラ「火の遺言」、[[木下牧子]]とは合唱曲「なぎさの地球」などを生み出した。2009年(平成21年)、静岡県三島市に「[[大岡信ことば館]]」開館。一般には彼独特の感性が横溢する文芸私釈随想「[[折々のうた]]」でも知られている。
 
「[[九条の会]]」傘下の「マスコミ九条の会」呼びかけ人を務めている<ref>[http://www.masrescue9.jp/about_us/yobikake.html マスコミ九条の会(よびかけ人はだれですか)]</ref>。