「ランチャー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Kurirai1 (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
Kurirai1 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目:
'''ランチャー'''(launcher、ローンチャーとも)は、[[矢]]の発射や船の進水を意味する[[英語]]の '''launch'''から派生した語である。
 
[[日本語]]いては主に、以下のいずれかを指す。
*[[ミサイル]]や[[ロケット]]の'''発射装置'''。下記「[[#発射装置|発射装置]]」参照
*[[コンピュータ]]における[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]を呼び出すための'''[[ソフトウェア]]'''。下記「[[#コンピュータ|コンピュータ]]」参照。
9行目:
 
== 発射装置 ==
発射装置としてのランチャーは、[[ミサイル]][[ロケット]]といったものを発射するための装置である。[[宇宙開発]]のための大型のロケットを発射する'''発射台'''施設も、その意味ではランチャーである。
 
ただ、ロケットやミサイルには、[[兵器]]としての側面があるため、ランチャーの中には、兵器の範疇で扱われるものも少なくない。
18行目:
[[兵器]]としてのランチャーは、[[ロケット砲|ロケットランチャー]]や[[ミサイルランチャー]]がある。
 
これらは、発射直前の[[ミサイル]][[ロケット]]を保持するための運搬用の装置として、また、広義の[[爆弾]]でもあるこれら物品が不用意に動作しないための'''[[安全装置]]'''としての側面もある。加えて[[弾道ミサイル]]のような大型で誘導装置を備えたものを発射するランチャーは、発射に際してそれらミサイルに必要な航行データを入力したり、または燃料を供給するための'''整備台'''としての側面もある。
 
また、ミサイルや[[ロケット弾]]の中には誘導機構を備えるものもあるが、この誘導装置に対する操作を行うための機構を備えているものも見られる。
 
なお、[[グレネード]]弾のうち、[[グレネードランチャー#小銃擲弾|ライフルグレネード]]は[[小銃]]をランチャーとして使うものであり、このように、ランチャーが他の、何等かの機能を兼ねている場合もある。
 
== コンピュータ ==
コンピュータ用語では、使いやすいように[[ファイル (コンピュータ)|ファイル]]や[[アプリケーションソフトウェア]]を、[[ショートカットキー]]の[[キーボード (コンピュータ)|キーボード]]操作や、ボタンの[[クリック]]ひとつなどの簡単な操作で起動できる機能である。近年の[[グラフィカルユーザインターフェース]](GUI)を備えた大抵の[[オペレーティングシステム]]に、標準で備えられている機能であるほか、[[ツールソフトウェア]]の形で、様々なものが提供されている。
 
35行目:
:小さなウィンドウ画面に、よく使うアプリケーションなどの[[アイコン]]を並べ、アイコンをクリックすることで起動できる。Mac OS XのDockが典型的なもので、WindowsではWindows 7のタスクバーやWindows98/Internet Explorer4以降に搭載されたツールバー機能がこれに当たる。[[解像度]]の低いモニタでは場所をとるのが欠点で、また、多くの機能を盛り込むと、必然的にボタン数が増えるのが難点である。数個から十数個程度の頻繁に使うアプリケーションを登録しておくのに向いている。
;メニュー型
:Windowsのスタートメニューやメニューバー、Mac OS XのDockにメニューを設け、登録したファイルにアクセスすることができる。場所もあまりとらず、項目ごとに整理が出来できることから、マウス操作が主体のユーザーには向いている。ただし、あまりに大量の項目を登録すると項目数や分岐が増え、必然的に操作ステップが増える。
;ホットキー型
:任意のキーを入力するだけで指定のファイルにアクセスできるランチャー。例えば[[コントロールキー]]と任意のキーを続けて押すことで機能を呼び出す。画面上にはなにも現れないため場所をとらないが、何を登録したのか、どのキーで起動するのかを覚えていなければならないので、初心者には使いにくい。