「相互作用銀河」の版間の差分

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[[Image:Whirlpool (M51).jpg|thumb|250px|right|[[子持ち銀河]]とその[[伴銀河]][[NGC 5195]]]]
[[Image:NGC4676.jpg|thumb|250px|right|[[マウス銀河]]]]
'''相互作用銀河'''(そうごさようぎんが)は、一つ複数[[銀河]]の[[重力]]お互いに影響しあっているよ一つに見える系銀河を乱れさせて起きること。小規模な相互作用例としてではある[[渦巻銀河]]は、主たる銀河ほうの[[渦巻銀河|渦状腕]](かじょうわん)乱れさせる。として、大規模な相互作用例としては、銀河衝突がある。いずれもお互いの銀河の重力による相互作用の結果観察される銀河の姿である。
 
==衛星の 小規模な相互作用 ==
天文観測の早い時期から知られている[[子持ち銀河|M51]]では、伴銀河の重力により渦状腕が引き寄せられているのが観測される。[[ステファンの五つ子銀河]]では、4つの銀河で潮汐で延びた銀河星雲の尾がつながっているのが観測されている。
ある巨大な銀河がその伴銀河と相互作用することは、よく起きる。ある衛星の重力は、その衛星の主たる銀河の[[渦巻銀河|渦状腕]]のうち一本を引き寄せることがあり得る。または、その衛星は、主たる銀河の中に潜り込むことがあり得る(例えば[[いて座矮小楕円銀河]])。これは、少量の[[星形成]]を誘発することがあり得る。
 
== 銀河の衝突 ==
銀河の衝突は、銀河の進化におい、よく起きは比較的頻繁に発生する。銀河の物質が極端に希薄な分布であることにより、それらは文字通りの衝突ではなく、むしろ重力の相互作用である。衝突は{{仮リンク|銀河の合体|en|Galaxy merger|label=合体}}を誘発し得る。これが起きるのは、二つの銀河が衝突するとき、また、二つの銀河が衝突後に移動し続けるための十分な運動量がないときである。その代わり、それらは一つの銀河を形作りながら、お互いに落ち、そして結局、お互いに多くの通り抜けをした後に、合体する。衝突している最中の銀河の一方が、他方よりもかなり大きい場合、合体後にほぼ完全な状態を維持する。それは、大きいほうの銀河は、小さいほうの銀河が剥ぎ取られて大きいほうの銀河の一部になっている間、ほぼ同じ状態に見えるということである。通り抜けは、合体ほどには、銀河の形状を乱さない。そのとき両方の銀河は、その通過後において、ほぼ物質と形状を維持している。
 
通り抜けでは、両者の質量がそれほど変わらない場合は、銀河の合体ほどには銀河の形状を乱さない。そのとき両方の銀河は、その通過後において、ほぼ物質と形状を維持している。片方の質量がコンパクトで非常に大きい場合、回転する大きな銀河を構成する星が一旦中心に引き寄せられて反対方向へ飛び出そうとするが、その後中心重力と遠心力が吊り合ってリング状となることがある。[[車輪銀河]]を始め、新しく観測されているリング状の銀河でもそのような形成の説明がなされている<ref>例えば[[http://www.astroarts.co.jp/news/2002/09/06hoag/index-j.shtml]など。</ref>。
<div style="clear: both"></div>
 
<ref name= "galmer.obspm.fr"> ガルメール [http://galmer.obspm.fr 2010年3月27日] {{en icon}}</ref>
 
== 銀河の共食い ==
銀河の共食いとは、ある大きな[[銀河]]による経過を指す。大きな銀河は、同伴するより小型の銀河([[伴銀河]])との{{仮リンク|銀河潮汐力|en|Galactic tide}}(ちょうせきりょく)の重力的な相互作用によって小型の銀河を飲み込み、合体する。その結果、銀河はより大型化していく。
 
銀河の共食いは、[[天の川銀河]]と[[マゼラン雲|大マゼラン雲と小マゼラン雲]]の間で現在起きていると、暗にそう提起されている。[[矮小銀河]]である大小のマゼラン雲から天の川銀河へと弧を描く、重力に引き寄せられた[[水素]]の流れ([[マゼラニックストリーム]]) は、この理論の証拠になっている。
 
== スターバースト ==
==著名な相互作用銀河==
銀河の衝突では、星々の規模に対しては密度は希薄なため星どうしの衝突は滅多に起こらないと考えられている。しかし、銀河にガス星雲が豊富に伴っている場合では重力によってガス星雲が急速に密度を増し、爆発的に星が誕生することがある。[[スターバースト銀河]]と呼ばれる銀河の成立過程には、このような銀河の衝突も要因として考えられている。銀河の衝突によるスターバースト銀河の内部では、元からの銀河内にあった[[恒星系]]や[[惑星系]]が、新しく誕生した恒星からの強い[[恒星風]]の影響を受けて環境が激変している可能性がある。
 
== 著名な相互作用銀河 ==
{| class="wikitable" style="border-collapse:collapse;" cellpadding="2"
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== 天の川銀河とアンドロメダ銀河の将来的な衝突 ==
{{main|銀河系とアンドロメダ銀河の衝突合体}}
[[天文学者]]たちが立てた概算では、およそ30億年以内に[[天の川銀河]]は[[アンドロメダ銀河]]と、ぶつかり合う。その二つの[[渦巻銀河]]は、合体して一つの[[楕円銀河]]になると考えられている。 <ref name= "muir">ヘーゼル・ミュール [http://space.newscientist.com/article/dn11852-galactic-merger-to-evict-sun-and-earth.html 「太陽と地球を『退かせる』銀河の合体」 ''ニュー・サイエンティスト'' 2007年5月4日] {{en icon}}</ref><ref>『[[アストロノミー]]』 2008年6月 28ページ {{仮リンク|アブラハム・ロエブ|en|Abraham (Avi) Loeb}}、T.J.コックス</ref>
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Interacting galaxies|相互作用銀河(英語)}}
*[http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/collision_of_galaxy.html 銀河の衝突] [[宇宙航空研究開発機構]](JAXA)宇宙情報センター
*[http://galmer.obspm.fr ガルメール: 銀河の合体シミュレーション] {{en icon}}
 
== 関連項目 ==
*{{仮リンク|銀河潮汐力|en|Galactic tide}}
*{{仮リンク|銀河の合体|en|Galaxy merger}}
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