「光年」の版間の差分

光年は、かならず時間の経過を考慮する必要がある<ref>これは光年に限ったことではなく、距離を測る尺度に有限である光速を使うには、時間との積をとったスケールが必要となることよる要請である。</ref>ことには注意すべきである。例えば[[地球]]からの距離が1光年の星を見る場合、見ている光はその星から1年前に発せられたものであるため、1年前に1光年の距離にあったその星をいま地球で見ていることになる。仮に、たった今その星が何らかの原因で消滅したとしても、地球からはその星の1年前の光しか見ることができないため、みかけ上は今後1年間は星がまだ存在しているように見える。
 
大きな[[赤方偏移]]が観測されるような非常に遠方の天体の場合、例えば2014年現在最も遠い天体である[[MACS0647-JD]]は赤方偏移 z = 10.7 の値を持ち、距離は13213364009200万光年、[[ハッブルの法則]]により地球からは光速の 98.5% にあたる 295444295,444 km/s で後退しているように見えると計算される。しかし、これはこの天体から13213364009200万年前に発せられた光を元に計算されたみかけ上の値(このような距離を[[光行距離]]という)であり、実際はいま時点では32131948003900万光年の距離(このような距離を[[共動距離]]という)にあり、後退速度は実光速の2倍以上にもなる 695115695,115 km/s である(このような距離を[[共動距離]]という)。このようなスケールでの後退速度は実際は[[フリードマン・ルメートル・ロバートソン・ウォーカー計量|計量]]自体の拡大速度であり、天体自体はこの計量上を光速度以下で運動していて[[特殊相対性理論|光速不変の原理]]とは矛盾しない。
 
== 光年の換算 ==
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