「赤方偏移」の版間の差分

計算の修正による訂正
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=== 宇宙論的赤方偏移 ===
[[アメリカ合衆国]]の[[天文学者]][[エドウィン・ハッブル]]は様々な[[銀河]]までの距離とその銀河のスペクトルを調べ、ほとんど全ての銀河のスペクトルに赤方偏移が見られること、赤方偏移の量は遠方の銀河ほど大きいことを経験を生かして発見した([[ハッブルの法則]])。この事象は、銀河を出た光が地球に届くまでの間に空間自体が伸びて波長が引き伸ばされるためであると解釈でき、宇宙が膨張していることを示すと考えられている。2012 年現在、観測されている最も z が大きい(すなわち最も遠方にあると考えられる)天体は ''z'' = 10.3(距離にすると 13213341006900 万光年、ただし[[光行距離]])の銀河 [[UDFj-39546284]] である。
 
もう一つの代表的な例として、[[宇宙背景放射]]での現象が挙げられる。現在の宇宙では、[[絶対温度]]約 3K の[[黒体放射]]に相当する放射があらゆる方向からやってきており、宇宙背景放射と呼ばれている。これは、宇宙創成期に宇宙を満たしていた高温状態の[[プラズマ]]から発せられた[[熱放射]]が、[[ビッグバン]]後の急激な[[宇宙]]の膨張によって波長が引き伸ばされて極端な赤方偏移を受け、現在観測されるような[[電磁波]](特に、[[マイクロ波]])として観測されているものである。これは現在知られている最大の赤方偏移であり、 ''z'' = 1089 <ref>[https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/keywords/21/03.html 東京大学大学院理学系研究科・理学部 「赤方偏移」]</ref>(距離換算で約136.8億光年<ref>[http://www.lizard-tail.com/isana/lab/redshift/redshift-distance.php?h=67.80&m=0.317&l=0.683&scale=0.1&start_z=1089&end_z=1089%20z=1089%20%27%27Redshift-Distance%20Relation%20:%20%E8%B5%A4%E6%96%B9%E5%81%8F%E7%A7%BB%E3%81%A8%E8%B7%9D%E9%9B%A2%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82%27%27 赤方偏移と距離の関係])</ref>)である。
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