「和田毅」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Oorong-tea (会話 | 投稿記録) m編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
78行目:
2013年12月19日に[[シカゴ・カブス]]とマイナー契約を結んだことが発表された<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20131220-1233716.html 和田がマイナー契約でカブス入り]日刊スポーツ、2013年12月20日。</ref>。
{{by|2014年}}はスプリングトレーニングに招待選手として参加したが、1先発を含む3試合の登板で7失点を喫した。3月23日に自由契約となり<ref>{{cite web|url=http://chicago.cubs.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20140323&content_id=69898396¬ebook_id=69899102&vkey=notebook_chc&c_id=chc|title=Cubs option reliever Ramirez, release Wada|work=MLB.com|author=Carrie Muskat|date=March 23, 2014|accessdate=March 24, 2014}}</ref>、翌24日にカブスとマイナー契約で再契約し<ref>{{cite web|url=http://espn.go.com/blog/chicago/cubs/post/_/id/22265/cubs-notes-lake-breaks-out-roster-at-34|title=Cubs notes: Lake breaks out; roster at 34|work=ESPN Chicago|author=Jesse Rogers|date=March 24, 2014|accessdate=March 25, 2014}}</ref>、AAA級[[アイオワ・カブス]]で開幕を迎えた。開幕から2試合に先発し、13回1/3で7安打1失点の成績で、4月14日には[[パシフィック・コーストリーグ]]4月第1週の週間MVPを受賞した<ref>[http://www.milb.com/news/article.jsp?ymd=20140414&content_id=72033170&vkey=pr_l112&fext=.jsp&sid=l112 PCL Players of the Week April 3-13 Singleton and Wada start 2014 season off strong]MiLB.com、2014年4月14日。</ref>。6月22日にカブスとメジャー契約を結び、[[ロースター (MLB)#40人枠|40人枠]]入りした
== プレースタイル ==
球の出所が分かりにくい[[オーバースロー]]から<ref>スーパープレーヤーのテクニック・愛用ギア超解説 成美堂出版、2011年、P100</ref>最速
日本での通算奪三振率8.27と奪三振が多く、「自分の生命線はストレート」と語っている<ref name="ibata2009">{{Cite book|和書|author=[[小関順二]]、西尾典文、泉直樹|year=2009|title=プロ野球スカウティングレポート2009|publisher=アスペクト|pages=208-209頁|id=ISBN 978-4-7572-1628-0}}</ref>。ホークス時代のストレートの平均球速は約137km/hだったが<ref>{{Cite book|和書|author=|year=2011|title=2011プロ野球オール写真選手名鑑|publisher=日本スポーツ企画出版社|pages=183頁|id=ISBN 978-4-930942-98-2}}</ref>、ストレートには打者の手元でのノビがあり<ref>{{Cite book|和書|author=小関順二、西尾典文、泉直樹|year=2008|title=プロ野球スカウティングレポート2008|publisher=アスペクト|pages=324-325頁|id=ISBN 978-4-7572-1439-2}}</ref>、球持ちが長くボールの初速と球速の差が小さい<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/athe2004/special/zukai/2004072501.htm Olympic Games アテネ2004特集 野球:和田毅の投球フォーム]YOMIURI ONLINE、2004年7月25日。</ref>。ボールの回転数もプロの平均値を大きく上回るが、本人は回転をかけようという意識はないと言い、「体幹が[[でんでん太鼓]]のようにグッと回れば、自動的に腕が振られてボールが腕から離れていく」というイメージを持っているため、手先の部分は「ボールを軽く持つ」くらいの意識しかないという<ref name="yk201104">スピードorコントロール ~和田毅(ソフトバンク)の場合『野球小僧』2011年4月号、白夜書房、雑誌18801-4、180-185頁。</ref>。
遠投は90~95メートルほどで、高校時代は最速129km/hだったが、右手の使い方を「壁を作りながら、リリース時に右手を支点にするように一気に身体側へ引き寄せる」ように改良したところ、大学1年時の夏から秋にかけての1ヶ月半で球速が最速142km/hまで増加<ref name="yk201104"></ref>。本人は「おそらくそれまでは142km/h出るはずのパワーをどこかに逃がしていた。右手の使い方を変えたことが下半身のタメを保つことに作用し、体の軸と体幹もうまく使えるようになった」と自己分析している<ref name="yk201104"></ref>。
|