「重さ」の版間の差分

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一方、天秤ばかりによる計量や慣性力のように、重さを'''重力'''ではなく'''重量'''と捉えた場合、重量と'''質量'''が厳密に一致することは数々の実験で証明されている。重力加速度による重力と加速度による慣性力が比例することは[[ニュートン]]の時代にかなり正確に測定されていたため、天秤ばかりによる重量と質量が同じであろうということはニュートンも熟知していたが、彼は慎重にも重量という言葉を使わず「密な物」という表現をしており、また質量という言葉も作らなかった。これはまだ重量と質量が厳密に一致するかどうかニュートン自身確信を持てなかったためである。その後の物理学者も同様に確信が持てなかったため重量に代わる言葉として「質量」を使い出したが、[[アインシュタイン]]の時代になるとかなりの精度で重量と質量が一致することが実験で明らかになっていたため、アインシュタインが等価原理を考え出すことが出来たのは有名な話である。
 
このように現在では(天秤ばかりでの)重量と質量が厳密に同じであることがわかっているが、重量は重力で量るものという誤解から物理学等では曖昧さを排除するため「質量」という言葉を使い、現在では一部のパンフレットなどで製品の重量を「質量」と書くものさえ現れている。これは昔の人が質量のことを「重さ」そして「重量」と表現したのを、物理学者の慎重な態度により「質量」と言い換えたのが広まったためであり、今では「重量」を「質量」に全て置き換えても違和感がない時代となった。これを逆に言えば「質量」を「重量」と置き換えても変わらないことになり、意味が分かりにくい「質量」よりも馴染み深い「重量」の方が教育上も好ましいのであるが、「質量」の表現が増えて「重量」が使われなくなることは間違いない。これは誤解によって起こる言葉の本末転倒の一例である
 
== 重さを量るときの注意 ==
== 拡張された意味 ==
古来は重さと重量は同じ意味だったが、その意味では一般概念としての'''重さ'''は質量に当たる。下に挙げる歴史的あるいは慣用的な重さの単位も、その意味するところは質量と見るべきである。また、一般的な用法としてはむしろ[[密度]]を念頭に使うことも多い。たとえば「[[鉄]]は[[綿]]より重い」というのはこの例である。
 
また上の意味から派生して、質量で量れない概念的な物事の重大さを表す。この場合は「重み」や「重き(を置く)」の語が使われることが多い。重みという場合に、「のしかかる」ものとの印象があるのは、重さの性質を如実に反映している。重点とも言う。
 
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