「大黒座 (浦河町)」の版間の差分

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'''大黒座'''(だいこくざ)は、[[北海道]][[浦河郡]][[浦河町]]にある[[映画館]]。座席数:48席。
 
20132014年現在、北海道[[日高支庁|日高管内]]に唯一存在する映画館である。劇場正面の看板には「'''大黑座'''」(黒は旧[[字体]])と描かれている。
 
== 概要 ==
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終戦から5年後の[[1953年]](昭和28年)、220席の映画館として改築。以降も引き継いだ運営者がクリーニング業を兼務しながら営業を続けたが、建物の老朽化や道路拡張工事等の事情により、[[1994年]](平成6年)5月に2代目の建物を取り壊し、同年[[12月1日]]、48席の映画館として再オープン。[[2004年]](平成16年)からは毎年秋に『大黒座まつり』(当初は「大黒座オリオンちかぢか祭」)と題したイベントを開催している。
 
[[2005年]](平成17年)、[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]「[[中田鉄治|鉄ちゃん]]シネマ大賞」を受賞<ref>[http://yubarifanta.com/2005/guest4.php?langue=21010 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2005「鉄ちゃんシネマ大賞」]</ref><ref>{{Cite web|url=http://theaterkino.net/yomoyama/003.html|title=全国映画よもやま話vol.003「夫婦守り続ける老舗の映画館」|publisher=[[シアターキノ]]|accessdate=2012-05-03}}</ref>。この頃には、苫小牧市に[[シネマコンプレックス|シネコン]]「[[ゲオディノスSDエンターテイメント|ディノスシネマズ苫小牧]]」([[イオンモール苫小牧]]内)がオープン([[4月23日]])した影響で、同市中心部にあった[[苫小牧日劇]]、[[苫小牧東宝・セントラル映劇]]が相次いで閉館している。
 
[[2013年]](平成25年)、長年続けたフィルム上映の減少を機に[[デジタルシネマ|デジタル上映設備]]を導入。同年[[12月21日]]『[[あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。]]』(監督[[長井龍雪]])と『[[そして父になる]]』(監督[[是枝裕和]])からデジタル上映を開始した<ref>{{Cite web|url=http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/508605.html|title=デジタル映写21日から 浦河の大黒座、機材の設置完了|publisher=[[北海道新聞]]|date=2013-12-06|accessdate=2013-12-29}}</ref>。また長らく制作していなかった公式ウェブサイトが[[2014年]](平成26年)1月に開設されている。
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*[[なみきたかし]]([[オープロダクション]]代表)
*:[[2013年]][[8月3日]]、『[[デビルマン]] 妖鳥シレーヌ編』上映に伴うトークイベントで来館<ref>{{Cite web|url=http://www.anido.com/information/3530|title=北海道浦河で「ゴーシュ」「デビルマン」上映|publisher=ANIDO official website|date=2013-07-20|accessdate=2013-08-14}}</ref>。翌日の[[8月4日]]には『[[セロ弾きのゴーシュ]]』上映時に、同作の作画監督を務めた[[才田俊次]]がトークショーを行っている<ref>{{Cite web|url=http://anido.cocolog-nifty.com/ohpro/2013/08/post-89a5.html|title=あたふたトーク|publisher=オープロダクション社長日記|date=2013-08-04|accessdate=2013-08-14}}</ref>。
*[[坪川拓史]]
*:[[2014年]][[7月5日]]、自身の監督作『[[ハーメルン (映画)|ハーメルン]]』上映時に舞台挨拶で来館<ref>{{Cite web|author=kumoako1972|url=https://twitter.com/kumoako1972/status/484644371250163712|title=映画『ハーメルン』苫小牧と浦河の初日(7/5)は、舞台挨拶&トークがあります!|work=坪川拓史|publisher=[[Twitter]]|date=2014-07-03|accessdate=2014-07-14}}</ref>。ちなみに坪川は自身が在籍するバンド「[[くものすカルテット]]」の一員として[[2005年]][[10月9日]]の『大黒座オリオンちかぢか祭』でライブを行ったこともある<ref>{{Cite news|title=弁士や楽団も登場 創成期再現、70年ぶり無声映画「12月の三輪車」浦河・大黒座で来月9日|newspaper=[[北海道新聞]]朝刊地方版苫小牧|publisher=[[北海道新聞社]]|date=2005-09-14|page=29}}</ref>。
 
== 小さな町の小さな映画館 ==