「鋼鉄の虹 パンツァーメルヒェンRPG」の版間の差分

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→‎その他のメカニック: 小改訂。戦車の類焼をローマ数字に、他。
小改訂。パンテル軍団、及びユーゴとリヒテンシュタイン追加。
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舞台となるのは[[1937年]]、中部ヨーロッパの小国「'''ケルンテン公国'''(Herzogtum Karnten、日本語表記:硅嵐典公国)」、及び公国からの独立を謳う北部の「'''グリューネラント共和国'''(Republik Gruneland、日本語表記:緑土共和国)」である。本作で扱われる戦争は、両国の日本語表記から頭文字をとって「'''硅緑内戦'''」とも称される。
 
地理的には南を[[アドリア海]]に面し、北をドイツ。西を[[イタリア]]と[[スイス]]及び[[リヒテンシュタイン]]。東を[[オーストリア]]と[[チェコスロバキア]]及び[[ユーゴスラビア]]に囲まれている。なお、東にイタリア領[[トリエステ]]が飛び地として存在し、硅緑は史実の中欧へ[[四次元]]的にはめ込まれた形になっている<ref>現実の地理では硅緑の国土に当たる位置には、イタリアとオーストリア、[[スロベニア]]が存在する。</ref>。
 
両国の'''主な言語は[[ドイツ語]]。主要民族はノルトケルン人'''とされる。
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: イェーガーを発明したケルンテン公国人。その功績から「[[博士]]」と呼ばれるが、本人は初等教育しか受けていない[[オートマタ|自動人形]]職人。ウービルトの技術を戦車等に流用すればそれ以上の兵器が作れるはずだが、イェーガーしか造らなかったのはそのため。
: ウービルトの主要部分は総て彼が一人で作り上げ材質さえ不明。弟子は組み立てに参加したぐらいである。たとえ製造法が判明したとしても[[マイクロメートル|ミクロン]]単位の精密度で作られた歯車等は彼以外の職人には真似できないとされる。現在は行方不明。各国の[[情報機関]]が行方を追っている。
 
; パンテル軍団
: ドイツ義勇兵からなるグリューネラント軍の義勇師団。実験部隊として最新兵器や試作兵器を装備する他、特に歩兵は全て[[装甲兵員輸送車]]に乗って移動する、完全な[[自動車化歩兵]]部隊であり、師団単体での戦闘力は恐らく両軍のトップ。
: だが[[スペイン内戦]]における[[コンドル軍団]]とは違い、国際的な非難をかわすためか、ドイツ国防軍からの派遣ではなく、その主体はSS-VT([[ナチス親衛隊]]執行部隊)である。SS長官[[ハインリッヒ・ヒムラー]]の思惑も働いているらしい。
 
==機体==
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軍事物であるので当然、イェーガー以外の兵器も登場するが、ゲームでは主に敵ユニットとして破壊目標になるための存在になる。ケルンテンは国産の独自装備が多く、グリューネラントはドイツ軍から貸与された装備が基本となる。
 
歩兵用火器や[[列車砲]]他の大型砲兵器。[[航空機]]及び[[戦艦]]や[[潜水艦]]等の海軍兵器は設定されてはいるが、ゲーム中にはまず登場しないので割愛する。
 
===ケルンテン軍===
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: 国産の主力戦車。47ミリ戦車砲とディーゼルエンジンを装備。概ね当時の水準を上回る性能だが、機体に余裕が無く発展性に乏しい。[[ソミュア S35]]の車体と砲塔に[[BT-5]]足回りと、[[97式中戦車]]のディーゼルエンジンを載せたような戦車。
; S35 アンティローペ 
: 六輪装甲車。37ミリ戦車砲を搭載。偵察用だが[[対戦車自走砲]]としての運用も可能。外見はソ連のBA系装甲車に酷似している。ヴァルデガル自動車製。
; コリーン PK38
: 近代的な開脚砲架を持つ、47ミリ/56口径の対戦車砲。[[チェコスロバキア]]系企業コリーン社の開発で、チェコ軍向け[[47mm P.U.V. vz. 36砲|47ミリ対戦車砲]]の改良型。オリジナルの43口径よりも長砲身で、[[タングステン]]弾芯の[[徹甲弾]]を放つので、小口径の割に貫通性能は高い。P37Dの主砲やイェーガー用47ミリゲヴェールの元となった優秀な砲。