「倉持明」の版間の差分

[[1972年]]に[[1971年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|ドラフト4位]]で[[千葉ロッテマリーンズ|ロッテオリオンズ]]入団。[[1977年]]に、[[長谷川一夫 (野球)|長谷川一夫]]と共に、[[安木祥二]]、[[白仁天]]との交換トレードで、[[埼玉西武ライオンズ|クラウンライターライオンズ]]に移籍し、[[1979年]]に、[[古賀正明]]と共に、[[山崎裕之]]、[[成重春生]]との交換トレードでロッテに復帰。[[1980年]]に、[[パシフィック・リーグ|パ・リーグ]]最多の18[[セーブ]]をマーク（[[最多セーブ投手|最優秀救援投手賞]]は、13セーブながら救援勝利が6個あった[[金城基泰]]（[[福岡ソフトバンクホークス|南海]]）が1P差で受賞）。[[リリーフ#抑え|クローザー]]の草分け的存在<ref>現在でこそ当たり前の投手分業制はこの当時確立されておらず、高校野球同様、一人の投手が開始から終了まで200球近くを投げ抜くのが当たり前だった</ref>で、「9回裏無死[[満塁]]、[[ボールカウント]] 3[[ボール (野球)#投球判定としてのボール|ボール]]0[[ストライク (野球)|ストライク]]（=一打[[サヨナラゲーム|サヨナラ]]負け）」という大ピンチの状況から抑えること5度。“炎のストッパー”と評された。

現役時代から「[[アートネイチャー]]」の[[コマーシャルメッセージ|CM]]にも出演しており、「倉持明 29歳 あだ名は『ヒゲクラ』」と紹介されていた。1982年には開幕戦直前に頭髪の薄い者が集まり「倉持選手をハゲます会」という会が発足するほどの人気であった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/calender/calender_08november/KFullNormal20081129213.html ストッパー倉持明、本業は自由契約もＣＭは契約延長] - スポーツニチッポン2008年11月29日</ref>。この年のオフに西井とのトレードによってヤクルトに移ると、アートネイチャー側は「[[読売ジャイアンツ|巨人]]戦との兼ね合いで、今度はテレビの露出も多くなる」と大歓迎するほどだったという。