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'''マイク・リー'''('''Mike Leigh''', [[大英帝国勲章|OBE]], [[1943年]][[2月20日]] - )は[[イギリス]]の[[映画監督]]・[[脚本家]]・舞台監督である。即興理論を取り入れた独特の作品で、[[パルム・ドール]]、[[金獅子賞]]をはじめ数多くの賞を受賞している。
 
== 略歴 ==
[[ロンドン芸術大学]]の[[キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ]]出身。[[1970年代]]までは主に演劇界で活動し、[[1980年代]]後半から長編映画に軸足を移し始める。
 
[[カンヌ国際映画祭]]では[[1993年]]に『ネイキッド』で[[カンヌ国際映画祭 監督賞|監督賞]]、[[1996年]]に『[[秘密と嘘]]』で[[パルム・ドール]]と2度受賞している。『[[ヴェラ・ドレイク]]』で[[金獅子賞]]を受賞し、[[ヴェネエツィア国際映画祭]]でも最高賞に輝いた。[[アカデミー賞]]の受賞はないが監督賞・脚本賞などで計7ノミネートされている。[[第62回ベルリン国際映画祭]]で審査委員長を務めた。
 
== 特徴 ==
ほとんどの作品で脚本を使わず、俳優たちと一緒に数週間かけて各々のキャラクターを作り上げ、ほぼ即興で演じさせる。
 
[[ジャン・ルノワール]]と[[サタジット・レイ]]をお気に入りの監督として挙げる。[[小津安二郎]]の影響も指摘される。
 
特定の俳優と複数回にわたって仕事をし、数多くの演技賞をもたらすことで知られる。