「二次電子」の版間の差分

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'''二次電子'''(にじでんし、secondary electrons)とは、一次[[電子]]が[[固体]]に衝突した場合に、その場所表面から放出される電子のこと。
 
二次電子のエネルギー分布は、電子が衝突する[[金属]]の種類にあまり依存せず、一般に[[マクスウェル分布]]となる。
 
[[一次電子]]のエネルギーが大きすぎると、固体の奥深くまで一次電子が侵入する。よって二次電子が多く生成したとしても、固体表面まで到達し放出される二次電子の数は少なくなる。
しかし一次電子を固体表面に斜めから照射すると、二次電子は表面近くで生成するため、放出される二次電子も多くなる。
 
一次電子数と二次電子数の比は、'''二次電子倍増率'''と呼ばれる。二次電子倍増率は、金属によって異なるが、固体表面の[[温度]]にはあまり依存しない。
 
== 出典 ==
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== 関連項目 ==
* [[走査型電子顕微鏡]]
* [[デルタ線]]
 
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[[Category:電子]]
[[Category:イオン]]
[[Category:顕微鏡]]