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'''コンブ'''(昆布)は、[[不等毛植物門]][[褐藻|褐藻綱]][[コンブ目]][[コンブ科]] {{Sname|Laminariaceae}} に属する数種の[[海藻]]の(一般的)名称である。生物学が生まれる以前からの名称であるため、厳密な定義はできないが、葉の長細い食用のものがコンブと呼ばれる傾向がある。コンブ科に属する海藻でも、[[アラメ]]、[[クロメ]]、[[カジメ]]、[[オオウキモ]]などは、通常コンブとは呼ばれない。
 
[[生物学]]ではカタカナ書きの「コンブ」が使われるが、和名として単なる「コンブ」という種は存在せず、[[マコンブ]]や[[リシリコンブ]]、[[ミツイシコンブ]]などのように、コンブ科植物の[[種 (分類学)|種]]の[[標準和名]]に用いる。他方、食品など日常的には'''昆布'''や'''こんぶ(こぶ)'''の表記も使われる。ウェブスター英語辞典などにもそのままkombuとして記載されている<ref> 米原万里『旅行者の朝食』にはソ連で深刻な食料品不足のときでも誰にも買われず商品棚を満たしていた缶詰に「昆布のトマト煮」というものがあったと書いてある。</ref>。