削除された内容 追加された内容
m ボット: 言語間リンク 2 件をウィキデータ上の d:Q1309000 に転記
編集の要約なし
8行目:
}}
 
'''大妃'''(だいひ)は、先代の[[王]]の[[妃]]で、主に現王の母后及びその[[地位]]・[[称号]]のこと。しかし、[[王大妃]]と[[大王大妃]]と同じ意味で使われることもあり、王室内では[[中国]]でいう[[皇太后]]のような位置にある。[[李氏朝鮮]]王朝で主に用いられた。日本の皇室ではこれに相当する称号として[[皇太后]]、[[太皇太后]]が用いられた。
 
日本の皇室ではこれに相当する称号として[[皇太后]]、[[太皇太后]]が用いられた。また、[[宮家]]においては先代の当主が死去し、後継者が旧号を継承した場合、先代の宮家当主の妃を差して「○○宮大妃」と呼ぶことがあったが、単なる通称であり、正式な呼称ではない。
 
王の母親であるため、王が在位している間はほとんど存在していた。基本的に王室の権威と安定を図ったが、その地位を利用して権力の中心に座ることもあった。代表的な例では[[睿宗 (朝鮮王)|睿宗]]の母后である[[貞熹王后]]と[[明宗 (朝鮮王)|明宗]]の母后である[[文定王后]]などがある。