「マーチ・CG891」の版間の差分

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CG891の失敗の理由について関係者は様々に語っている。
 
当時[[レイトンハウス]]のコミケーション・マネージャーだった安川実([[ロジャー安川]]の父親)CG891の失敗の原因を「度が過ぎた」ためとしている。軽量化、コンパクト化に比重を置きすぎた結果CG891はセッティングを出すのが難しく、「1mmのセットのちがいで、まったく操縦不能になるかと思えば、ちがう1mmでV8勢のトップを走れる」という極めて神経質な性格を持っていたという<ref>「オートスポーツ」 No.542、p.37、三栄書房、1989年。</ref>。
 
エイドリアン・ニューウェイは[[風洞]]での試験結果と実車の走行結果にズレがあり、「風洞の罠」にはまったとしている<ref>『R'on インタビュー エイドリアン・ニューイ』、「Racing On」 No.124、ニューズ出版、1992年。</ref>。
 
また、ジョン・ジャッド(ジャッドの創業者)従来のCVエンジン(バンク角90度)に対して挟角のEVエンジンではバンク間に補機類を納めることができず、レイアウトに難しさがあったと語っている<ref>「GPX F1 PRESS総集編 F1GP '89-'90」、p.72、山海堂、1989年。</ref>。
 
== 記録 ==