「外傷性頸部症候群」の版間の差分

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[[交通事故|自動車事故]]による首部やその周辺の打ち身・捻挫・骨折・頭部外傷などをムチウチ症と通称名で呼ぶ事が多く、「外傷性頚部症候群」「頚部捻挫」として診断名がつけられる事が多い。[[交通事故|自動車事故]]のほかに[[労働災害]]、[[スポーツ障害]]によって起こされる事が多い。
 
強い衝撃で頭部と胴体が異なる向きへの動きを強いられ、それによって、様々な症状が出現する[[疾患]]である。「むち打ち症」という名前は、その動きを打った後のしなった鞭に例えたものである。
「むち打ち症」という名前からは、拷問、刑罰、リンチなどによる、鞭で強くたたかれたときにできる[[外傷]]を連想するが、本来は「鞭振り症」とでもいうべきで、軀幹(胴体)の上にやや不安定な状態で乗っている重い頭部が、強い衝撃により、軀幹とは別の、鞭を振り回してしなったときのような、S字形の動きを強いられ、それによって、様々な症状が出現する[[疾患]]である。
 
また近年ムチウチ症によってもたらされる様々な症状が、[[脳脊髄液減少症]]という『髄液が慢性的に漏れることにより発生するもの』、あるいは脳に損傷を受けた為に身体の麻痺や[[高次脳機能障害]]を発症する[[外傷性脳損傷|軽度外傷性脳損傷]]によるものとの指摘がなされている。