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===長孫訥言箋注本切韻===
長孫訥言(ちょうそんなごん)が[[儀鳳]]2年(677年)字を加え増し、箋注を加えたもの。敦煌の残巻がある。
 
===王仁煦刊謬補欠切韻===
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{{main|広韻}}
[[陳彭年]]によって[[北宋]]の[[大中祥符]]元年(1008年)に刊行され、正式名称を『大宋重修広韻』と言う。韻は216韻に増えているが、『切韻』でひとつの韻をふたつに分けただけで、音韻体系自身にはあまり変わりがないため、『切韻』の代用として『広韻』を使って中古音を復元しても、結果はおおむね変わらない。
『広韻』は[[清]]代に[[顧炎武]]が再発見してから有名になり、校訂や索引などが完備しているため、完本『王韻』が発見されてからも切韻系韻書の代表として使われている。
 
== 関連文献 ==