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===唐韻===
{{main|唐韻}}
[[開元]]20年(732年)<ref>卞栄誉『式古堂書画彙考』に引く[[元和]]9年(814年)写の『唐韻』序による</ref>または[[天宝 (唐)|天宝]]10年(751年)<ref>『広韻』に引く『唐韻』序による</ref>に孫愐(そんめん)が大改訂したもの。序によると5年を費やして42,383字を追加した。敦煌の残巻と蒋斧旧蔵残巻が残る。
 
===五代の切韻系韻書===
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[[陳彭年]]らによって[[北宋]]の[[大中祥符]]元年(1008年)に刊行され、正式名称を『大宋重修広韻』と言う。韻は216韻に増えているが、『切韻』でひとつの韻をふたつに分けただけで、音韻体系自身にはあまり変わりがないため、『切韻』の代用として『広韻』を使って中古音を復元しても、結果はおおむね変わらない。
『広韻』は[[清]]代に[[顧炎武]]が再発見してから有名になり、校訂や索引などが完備しているため、完本『王韻』が発見されてからも切韻系韻書の代表として使われている。
 
==脚注==
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== 関連文献 ==