「異性体」の版間の差分

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異性体は、[[位相幾何学|トポロジカル構造]]が異なる構造異性体とトポロジカル構造は等しいが[[立体配置]]や[[立体配座]]が異なる[[立体異性体]]の2つに分類される。立体配置は等しく立体配座のみが異なる異性体を'''配座異性体'''と呼ぶ。さらに、化学構造は全く同一だが、分子内の同じ種類の複数の原子核のスピンの向きの組み合わせが異なる[[核スピン異性体]]も存在する。
 
その他[[光学異性体]]、[[鏡像異性体]]、[[幾何異性体]]、[[シス (化学)|シス]]-[[トランス (化学)|トランス]]異性体も存在する。[[錯体]]における[[イオン化異性体]][[配位異性体]][[連結異性体]]([[結合異性体]])は構造異性体と言える。
 
[[互変異性|互変異性体]]という言葉は速度論的術語であり、通常のタイムスケールでは互いに速い交換をしていて短時間で平衡に達してしまう異性体のことを指す。