「高尿酸血症」の版間の差分

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pH6-7が尿酸が最も析出しにくい範囲で腎機能が良好であった
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;腎障害
:尿細管への尿酸の沈着がその原因であり、間質性腎炎の形態をとる。進行すると[[腎不全]]を引き起こすこともある。
:尿酸は酸性尿で析出しやすく、血清尿酸値の上昇は腎機能の低下を伴う。高尿酸血症の治療において尿pH は6から7 に保つことが適切とされており、尿pH6-7が尿酸が最も析出しにくい範囲で腎機能が良好であった<ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/gnam/36/1/36_73/_pdf 健康診断受診者の血清尿酸値と尿中pHが腎機能に及ぼす検討]、桑原 政成ほか、痛風と核酸代謝、痛風と核酸代謝 Vol. 36 (2012) No. 1 </ref>。
;[[動脈硬化症]]
:尿酸は抗酸化物質であると同時に、[[炎症]]惹起物質である。[[血管]]では、尿酸により炎症が起こり、血管[[平滑筋]]細胞を中心とした動脈硬化が進み、心血管イベントを引き起こすと考えられている。