「ローレンス・ウェザビー」の版間の差分

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m "カトリック教"とはいいません。
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本選挙では共和党公認でケンタッキー州控訴裁判所判事のユージーン・シラーと対戦した<ref name=kleber406>Kleber in "As Luck Would Have It", p. 406</ref>。シラーは[[キリスト教根本主義|原理主義キリスト教徒]]であり、州政府は腐敗に満ちているので、自分だけがそれを止めさせることができると主張した<ref name=kleber406 />。シラーは北ケンタッキー州のギャンブルを取り上げて、州都フランクフォートを「ケンタッキー川に沿った我々の[[ニネヴェ (メソポタミア)|ニネベ]]と呼び、クレメンツとウェザビーの閣僚に対して収賄の告発を行い、ケンタッキー大学バスケットボール・チームを巻き込むスキャンダルになった<ref name=kleber406 />。
 
ウェザビーはシラーからの収賄の告発に応えて、収賄で告発された役人の1人を罷免した<ref name=kleber407>Kleber in "As Luck Would Have It", p 407</ref>。[[キャンベル郡 (ケンタッキー州)|キャンベル郡]]や[[ヘンダーソン郡 (ケンタッキー州)|ヘンダーソン郡]]での[[組織犯罪]]に対応するために、新たに編成したケンタッキー州警察を配置した<ref name=kleber407 />。さらに犯罪を撲滅するために、賭け事を認める施設のアルコール販売免許を取り消す法を支持した<ref name=kygovs194 />。シラーは禁酒法を支持し、反[[カトリック教会|カトリック]]の姿勢であり、州内田園部では支持されたが、成長する都市部の票には結びつかなかった<ref name=nhok402>Harrison in ''A New History of Kentucky'', p. 402</ref>。投票ではウェザビー346,345票、シラー288,014票となり、ウェザビーが当選した<ref name=harrison945 />。
 
=== ウェザビー政権 ===