「エアロダンシング」の版間の差分

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『'''エアロダンシング'''』シリーズは、[[CRI・ミドルウェア|CSK研究所(CRI)]]による[[フライトショティ]][[ゲーム]]。主に[[セガ]][[ドリームキャスト]]を中心に展開、一部シリーズは[[Microsoft Windows]]用にも移植販売され、のちに発売元を[[セガ]]、[[プラットフォーム]]を[[PlayStation 2]]に移した。
 
[[航空自衛隊]]の機体を中心に[[練習機]]や[[戦闘機]]といった[[航空機]]を[[パイロット]]として操作し、飛行を楽しむゲームである。登場当初から航空自衛隊の訓練などを模したフライト教習的な側面が強く、主に操縦技術を身につけながら飛行を楽しむゲームである。アーケード性やシューティング性といった要素はほとんど持たず、本格的なフライトシミュレーターとしての側面を持つとメーカーは主張している
しかし、フライトプランを提出せず、トランスポンダを作動させていない民間旅客機や宇宙服に近い構造の高高度飛行用フライトスーツを着用せず、高高度を飛行する気象観測ロケットのIDパスをやれと命じてくる司令部、リアルを謳うべきなら影も形も必要ない[[ジョージ・アダムスキー|アダムスキー型]]UFOの迎撃など、素人が考えた'''リアルなフライトシミュレーター'''の域を出ないものであった。
 
== シリーズ概要 ==
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マップ上のギミック等が非常に凝っている。例えば都市のマップでは高度を充分下げると道路上を[[自動車]]が走行している様子が見え、スタジアム上空には気球が漂っていたり、地上目標として登場する[[戦車]]や対空ミサイル車両などは発射口をちゃんとプレイヤー機に向けて攻撃してくる。
 
操縦する航空機は、機体各部の動きなどに関しても当時のゲームソフトとしては細部まで非常に凝ったものとなっている。機体の[[方向舵|ラダー]]や[[エルロン]]など各種舵が動くのはもちろん、高速では舵の可動角度が減少するなども再現されている。スロットル状態で噴射口の開放角度が変わる様子、[[F-14 (戦闘機)|F-14]]戦闘機などの主翼が駆動する機体では速度によって翼が角度を変える様子や、[[F-15 (戦闘機)|F-15]]戦闘機のエアインテイク部がエンジン出力によって角度を微妙に変える様子なども再現されている。[[逆噴射装置|逆推力]]を使用できる機体では、逆噴射装置もきちんと可動する。「4 New Generation」から新たに登場したヘリコプターでは、サイクリックに合わせてローターの角度も変化する。
 
ジェットエンジンの噴射口から出る微かな黒煙の表現などはエンジン出力によって濃さが変化したり、アフターバーナーを使うと煤が完全燃焼するため煙が出なくなるといった点なども再現している。
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* [[エアロダンサー]]
* [[マクロスシリーズ (ゲーム)#2000年代|超時空要塞マクロス(PS2版)]]…「4」の開発スタッフが参加し、描画ルーチンなどが流用されている。
* [[アフターバーナー (ゲーム)|アフターバーナー]]
* [[R360]]
* [[サンダーフォース6]]
* [[エアーコンバット (システムソフト)]] - 開発スタッフの多くがかつて在籍していたアルシスがシステムソフトからの下請けで開発に携わっていたフライトシミュレーター・シリーズ。
 
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{{DEFAULTSORT:えあろたんしんく}}
[[Category:フライトショティグゲーム]]
 
[[Category:フライトシミュレーション]]
[[Category:ドリームキャスト用ソフト]]
[[Category:PlayStation 2用ソフト]]