「政権」の版間の差分

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政権は政治を実行する能力であるが、多くの場合は[[行政権]]を中心とする権力を指す。ただし単に行政権のみにとどまらず、[[立法権]]も含めた権力を指す場合が多い。
 
政権(厳密には[[行政権]])を担当する[[政党]]を[[与党]]という。「政権与党」という言葉も聞かれる。[[議院内閣制]]の場合、一般的には議会での[[多数]]をしめる[[政党]]が政権を担当し与党となる。[[大統領制]]の場合には、議会の少数党であっても[[大統領]]が所属する政党が行政権を担当するため、与党である。議院内閣制の[[日本]]ではほとんどの場合、立法権を持つ政党が行政権をも担当しているため、この定義は曖昧な面もある。
 
なお、政権を担当していない政党は[[野党]]とよばれ、政権を監視し権力の濫用を抑えることが期待されている。野党が存在しない、もしくは極端に小規模な野党しか存在しない場合は政権が拡大し、[[独裁政治|独裁政権]]が誕生しやすい。
 
==政権保持者==
[[民主主義]]国家においては、政治上の権力は[[国民]]に属するが、一般的には国民が政権を保持しているとは言わない。多くの場合は[[国家元首]]もしくは[[首相]]を中心として、[[閣僚]]や与党が政権を保持すると認識される。国家元首や首相を輩出する政党に変更があった場合、「[[政権交代]]」とよばれ、政治上の重要な出来事として扱われる。[[二大政党制]]や[[複数政党制|多党制]]ではしばしば政権交代が行われる。
 
[[戦後]]の日本はおおむね[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]による[[一党優位政党制]]の[[国家]]であり、[[1955年]]から[[1993年]]まで政権交代は行われなかった。
 
==政権担当能力==
[[議会制民主主義]]の下では、[[国民]]が各[[政党]]の掲げる[[政策]]をもとに[[選挙]]によって政権を選択するので、広義には、政権獲得時に選挙で掲げた政策を実行する能力のことを意味する。狭義には、国民[[生活]]に支障を及ぼすことなく、[[無政府]]状態]]にならない程度に最低限の[[治安|治安]]維持]]、[[国防]]を遂行する能力ことであるといえる。
 
日本で[[政権交代]]がほとんどなされない理由として、与党側からは野党が政権担当能力を有しないことが原因と指摘されることが多いが、近年は野党内にもかつて政権中枢に参与していた顔ぶれも存在している為、一概に政権担当能力の有無のみを以って[[政権交代]]が行われない理由を論ずることは難しくなっている。
 
==出典==
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