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木下雲母(きのしたうんも、 Kinoshitalite)は、1973年に発表された[[新鉱物]]で、旧工業技術院[[地質調査所]]の鉱物学者、[[吉井守正]]らにより、[[岩手県]]の野田玉川鉱山から発見された<ref>吉井守正・前田憲二郎・加藤敏郎・渡辺武男・由井俊三・加藤 昭・長島弘三(1973):岩手県野田玉川鉱山産新鉱物木下石(kinoshitalite)。地学研究、24、181-188。</ref>。雲母の一種で、化学組成は(Ba,K)(Mg,Mn,Al)<sub>3</sub>Si<sub>2</sub>Al<sub>2</sub>O<sub>10</sub>(OH)<sub>2</sub>。単斜晶系。金雲母の一価のKを二価のBaで置き換えたもので、価数の増加は四価のSiの1個が三価のAlで置換されることによって、相殺されている。[[九州大学]]の[[木下亀城]]の鉱床学における業績をたたえて命名されたもの。
なお、木下雲母の水酸基の位置にフッ素が入った新鉱物、フッ素木下雲母 (Fluorokinoshitalite) BaMg<sub>3</sub>Si<sub>2</sub>Al<sub>2</sub>O<sub>10</sub>F<sub>2</sub> は、2011年に[[国立科学博物館]]の鉱物学者、[[宮脇律郎]]らにより、中国の希土類元素の鉱床、バヤンオボ鉱山から発見・記載されている<ref>Miyawaki, R., et al. (2011): Fluorkinoshitalite and fluortetraferriphlogopite : new species of fluor-mica from Bayan Obo, Inner Mongolia, China. Clay Science, 15, 13-18.</ref>。
 
==脚注==
1,146

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