「コスモ信用組合」の版間の差分

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== [[モラル・ハザード]] ==
『マンモス』は、1000万円単位での自由金利の大口定期預金であった。この頃は、大口定期のみ、自由金利となっていた。このマンモスに、市場金利ではありえないような高金利をつけて、預金を集めていた。これには以下のような[[モラル・ハザード]]が発生していた。
預金者側は、うすうす、こんな高金利はありえない、と感じていたが、もし破綻したとても、預金の元本は、当時は青天井で[[預金保険機構]]が全額保護補填されるため、リスクは預金者側には特になかった。
コスモ信組側から見ても、集めた資金をハイリスク運用して、もし失敗したとしても、預金の元本は[[預金保険機構]]が補填するので、顧客側に迷惑をかけることはない。
このため、預金が集中し、あげくに破綻にいたる。