「龍光院 (京都市北区)」の版間の差分

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== 建造物 ==
;書院
:国宝。江戸時代前期(17世紀半ば)に建てられた[[寄棟造り]]・[[こけら葺]]の建物。北西隅に位置する四畳半台目茶室「密庵席(みったんせき)」は書院風茶室の代表例で、遠州作と伝えられる。建立の時期については寺院建立と同時期か、一説に、元大阪の天満辺りにあった如水黒田屋敷の茶室として建てられ、独立した建物だったという。大和の漆問屋松屋源三郎家の松屋久政、久好、久重による「松屋会記」に当時の記録多い残る密庵席は西側の縁側境を明障子、南側の十畳間との境を襖で仕切り、東北側に手前座、北側壁の西寄りに床の間を設ける。この床の間とは別に、手前座の南側に奥行の浅い床の間を設ける。これは国宝の「密庵墨蹟」の掛け物を掛けるための専用の床である。
;本堂
:重要文化財。書院の西に建つ。慶安2年(1649年)の建立。寄棟造[[檜皮葺|檜皮葺き]]。
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:重要文化財。龍光院の表門で、檜皮葺きの平唐門である。
;黒田如水・長政廟
:銅葺白壁の阿弥陀堂形式。
 
== 文化財 ==