「しきい値」の版間の差分

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== 電子回路 ==
電子回路の分野においては、主に[[デジタル回路]]で「高電位」と「低電位」を区別する境となる電位をさす。「しきい値」の他、英語の発音に近い「'''スレッショルド'''」、「'''スレシホールド'''」などと呼ぶことも多い。多くの大学の[[工学部]]のカリキュラムに組まれている。
私キタパタやで
 
デジタル回路では、信号線の電位がしきい値の付近にある場合、電位のごくわずかな揺らぎによって論理「H」として解釈されたり論理「L」として解釈されたりするため、正しい処理ができなくなる。さらに、[[CMOS]]による回路ではしきい値付近の電位を入力信号線に与えると内部に大電流が流れて素子破壊の危険がある。このため、しきい値に大きな幅を持たせて、「○○V以下ならLとする」「○○V以上ならHとする」というように上下限が規定されていることが多い。