「ジャン・ボードリヤール」の版間の差分

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[[1990年代]]には[[写真家]]、[[写真評論家]]としても活躍し、写真評論集として『消滅の技法』などがある。
 
[[2001年]][[9月11日]]の[[アメリカ同時多発テロ事件]]前から[[ワールドトレードセンター]]のツインタワーについて考察し、[[湾岸戦争]]からは[[サダム・フセイン]]の[[イラク]]と[[イスラム教]]や[[グローバリゼーション]]と[[テロリズム]]から[[アメリカ]]自身が持つ問題を積極的に論じた。[[1992年]]の『The Illusion of the End』(未邦訳)では当時の[[フランシス・フクヤマ]]の[[歴史の終わり]]に代表される[[リベラリズム]]への楽観的な見方について批判をしている。
 
ボードリヤールの哲学は映画[[マトリックス (映画)|マトリックス]]のもととなった。取り分け[[ウォシャウスキー兄弟|ウォシャウスキー]]監督は非常にボードリヤールを意識しており、主演の[[キアヌ・リーヴス]]などキャスト、クルーのほとんどは『シミュラークルとシミュレーション』を読まされ、台本にもボードリヤールの名前が頻繁に出ている。映画の中でもハードカバーで『シミュラークルとシミュレーション』が映るシーンがある。2作目の制作に入る前に監督はボードリヤール本人に助言を求めたが、ボードリヤール自身は拒否したという。
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* [[今村仁司]]
* [[大塚英志]]
* [[吉本隆明]]
* [[マトリックス]]