「大衆文化」の版間の差分

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'''大衆文化'''(たいしゅうぶんか)、'''ポピュラーカルチャー'''({{langLang-en|popular culture}})、'''ポップカルチャー'''({{langLang-en|pop culture}})、'''マスカルチャー'''({{langLang-en|mass culture}})とは、[[ハイカルチャー]](文学、美術など)に対して、一般[[大衆]]が広く愛好する文化のことである。一方、マニアックな分野を指す言葉として[[サブカルチャー]]という言葉があり、こちらは大衆文化とハイカルチャー双方に跨ってマイナーな領域を示している。
 
ただしこれらの概念も時代的な変遷があり、厳密な定義は困難である([[サブカルチャー]]の項目を参照)。
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== 大衆文化の例 ==
* [[映画]]・[[テレビ]]
* [[歌謡曲]]・[[ポピュラー音楽]]・[[ポップ・ミュージック]]
* [[大衆小説]]・[[時代小説]]など
* [[大衆演劇]]・[[大衆芸能]]・[[大衆演芸]]など
* [[テレビゲーム]]
* [[野球]]・[[サッカー]]・[[格闘技]]・[[アメフト]]・[[バスケットボール]]など
 
== 大衆文化論 ==
* 教養と無秩序(Culture and anarchy、アーノルド、1869年)
*: イギリスの大衆文化勃興期に、知識人の立場からハイカルチャーの領域が侵されつつあることを批判したもの
* [[孤独な群衆]]([[デイヴィッド・リースマン]])
* 限界芸術論([[鶴見俊輔]])
* オンリー・イエスタデイ(フレデリク・ルイス・アレン)
*: 1920年代のアメリカ文化を描いている
* 非政治的人間の考察([[トーマス・マン]]、1918年)
* [[大衆の反逆]](La(La rebelión de las masas、[[ホセ・オルテガ・イ・ガセト]]、1929年)
 
== 関連項目 ==
* [[メインストリーム]] - 大衆向けの文化をこう呼ぶこともある。対義語は[[アンダーグラウンド]]
* [[セルアウト]] - 主に音楽の分野において、自己の持つ個性を埋没させ、大衆受けする作品を作ったアーティストを批判する語
* [[オタク]] - [[2000年代]]中盤以降、オタクは[[マスメディア]]への露出により大衆化し、オタク文化も大衆文化の一つとされることもある
 
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