「勧善懲悪」の版間の差分

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善を勧め、悪を戒める[[倫理]]規範や、[[因果応報]]を説く思想はさまざまな社会集団や宗教でみられるが、本項では[[物語の類型]]としての「勧善懲悪」を中心に扱う。
 
'''勧善懲悪'''の文学様式は、[[時代劇]]や多くの[[ハリウッド映画]]、[[特撮|ヒーロー戦隊番組]]に於けるシナリオにおける典型的パターンである。これは善玉([[正義]]若しくは善人)と、悪玉([[悪役]]・[[悪党]]・搾取する権力者など)が明確に分かれており、最後には悪玉が善玉に打ち倒され、滅ぼされたり悔恨するという形で終結する。一般には[[ハッピーエンド]]とされる形で物語は終幕を迎えるパターンである。悪としてよく扱われるのが、一般に強大な力を保持し、[[平和]]を乱し、[[正義]]を好まない人物や組織である(一般層の有力者への嫉妬や[[ルサンチマン]]も含まれているが、やはりそれは自分可愛さのあまり害をなすものでそれは明確に悪と言えるだろう)。平和や正義という抽象的な概念は、人によって考え方は多様であるし、基準も曖昧である。そのため、対象は作品によって異なるが、その時代や特定勢力を[[風刺]]していたり、または架空に作り上げたりと行った場合が多い。
 
欧米圏の文学において「'''詩的正義'''」({{lang-en-short|Poetic justice}})と呼ばれる類型と比較できる。
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