「トチノキ」の版間の差分

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[[落葉性]]の[[高木]]で、[[温帯]]の[[落葉広葉樹林]]の重要な構成種の一つ。水気を好み、適度に湿気のある肥沃な土壌で育つ。谷間では、より低い標高から出現することもある。[[サワグルミ]]などとともに姿を見せることが多い。
 
はとても大きくなりに成長し、樹25m、太さも直径1mを越えるものが少なくない。[[葉]]も非常に大きく、全体区域で長さ最大級の葉であ50cmにもなる。長い葉柄は長く、その先に倒卵形の小葉5~7枚を掌状につけ([[掌状複葉]])、全体の長さは50cmにもなる。葉は枝先に集まって着く。
 
5月から6月にその葉の間から穂状の花顔を出す現れる。穂は高く立ち上がり、個々の花と花びらはさほど大きくないが、雄しべが伸び、全体としてはにぎやかで目立つ姿である。花は白~薄い紅色。
 
初秋に至り、実がみのる。[[ツバキ]]のものを大きくし実に似ような丸い[[果実]]は、熟すにつれて厚い果皮が割れ少数の[[種子]]を落とす。種子は大きさ、艶、形ともに[[クリ]]に似っぺんのとんいる、色は濃く、球状なくして丸くしたようなものを想像すれば、ほぼ間違いなただし、色一般的に「栃の実」と呼ばれて食用にされるのより黒っぽい、この種子である(後述)
 
日本では東日本を中心に分布中でも特に東北地方に顕著に見られる。
 
== 人間との関わり ==