「魔改造」の版間の差分

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魔改造は綿々とモデラーのリビドーの赴く限り造られてきたが、完全に個人の趣味の範疇にあり、それを公の場で公開・販売すると言った動きは見られなかった。
<ref>フィギュアを販売したメーカーや、原型師が改造に不快感を示すことがあるため、一種のマナーとして公の場での公開を控える傾向があった。</ref>
<!--<ref>フィギュアの改造は、個人で楽しむ場合は法に触れないが、販売を行うと海賊版と見なされる。</ref>-->
 
[[2001年]]前後に魔改造をほどこしたフィギュアが[[競売|ヤフーオークション]]に出品され、高値で落札されたためにモデラーに注目され、一般化した。
<ref>フィギュアの改造は、個人で楽しむ場合には問題がないが、業として改造品の販売を行った場合は商標権の侵害にあたり、処罰の対象となる危険性がある。ヤフーオークション等を利用した改造フィギュアの販売は、個人間の取引としてお目こぼしされているのが現状である。</ref>
 
同じころ、[[2ちゃんねる]]模型板のヤフーオークションスレッドから魔改造専門のスレッド(「みんなで御魔改造」)が派生し、活動が活発化する。
このスレッドの常連だったハンドルネーム 『裸族』がスレッドの常連らの後押しで魔改造 [[ホームページ|HP]] を作成。その中でコンスタンスに作品を発表する一方、魔改造勝負や魔改造コンペを開催するなど魔改造シーンの盛況に一役買っている。特に[[メディアワークス]]刊「フィギュアマニアックス」誌に掲載されている「魔改造への招待」では、著作権者の許可を取った上でフィギュアに魔改造を施すという快挙を成し遂げている。
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魔改造の食玩・ガレージキットメーカーへの影響は計り知れない。
魔改造の認知度が高まるにつれ、「魔改造しやすいように作りました」と(裏で)公言するメーカーや、魔改造は認めていないもののあえて服を別パーツで制作し、本体に接着してから販売するメーカーが現れた。
<ref>スカートをはいたフィギュアの場合、下半身の構造が複雑になってしまい型を作りにくいことから、(衣服を着用した)上半身・下半身・スカートの3パーツに分割して成形し、張り合わせることは以前から行われていた。魔改造が認知されるにつれ、一体成形したボディに、別に作成した衣装を張り合わせる、一種の着せ替え人形のような構造のフィギュアが散見されるようになった。</ref>
 
 
また、基本工作が、服を削るという行為だった事もあり、「削る」ための工具がいくつか考案されている。