「S21 (トゥール・スレン)」の版間の差分

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発見時のままに保存されている拷問室、1,000人ほどの収容者(一部は少年・少女看守)の写真、生還した画家が描いた拷問の様子など、現在のトゥール・スレン博物館の展示内容は開館時と余り変わっていない。これらの展示物が2003年に[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の[[ユネスコ記憶遺産|記憶遺産]]に登録された<ref>[http://www.unesco.org/new/en/communication-and-information/flagship-project-activities/memory-of-the-world/register/full-list-of-registered-heritage/registered-heritage-page-8/tuol-sleng-genocide-museum-archives/#c188357 UNESCO Memory of the World Archives]</ref>。但し、悪評を招いた「骸骨で作ったカンボジア地図」は[[2004年]]に撤去された。クメール・ルージュが遺した膨大な文書を[[イェール大学]]や[[コーネル大学]]が分析しているにも関わらず、その結果は展示内容に反映されないままである。
 
2009年2月、[[カンボジア特別法廷]]でS21での残虐行為に対する審判が開始され、ドッチが被告として出廷した。2010年8月、ドッチに禁固35年の刑が言い渡された。