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'''リアルビジネスサイクル理論'''( -りろん theory of real business cycle)とは、景気循環の要因は[[生産技術]]や財政政策などの実質変数(実物的要因)に限られるとする[[マクロ経済学]]の理論である。リアル (real) とは実質的(実物的)を意味し、いわゆるモノに関連した要因を意味している。ビジネスサイクル (business cycle) とは景気循環を指す。「'''実物的景気循環理論'''」と訳す場合もある。2004年の[[アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞|ノーベル経済学賞]]は、[[フィン・キドランド]]と[[エドワード・プレスコット]]のこの分野に対する貢献に対して贈られている。(代表的な論文としてKydland and Prescott(1982年)が挙げられる。)
 
リアルビジネスサイクル理論は、[[ジョン・ミュース]]のアイデアに基づいて[[ロバート・ルーカス (経済学者)|ロバート・ルーカス]]が最初に定式化したマクロ経済学のモデルである。[[新しい古典派]]経済学 (new classical economics) の代表的なフレームワークの一つである。