「半沢直樹」の版間の差分

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Rojet (会話 | 投稿記録)
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: 秋葉原時代に上司・小木曽からノルマ達成の極度のストレスを与え続けられた結果、[[統合失調症]]を患い、半年間[[休職]]する。大阪本店に異動し、[[神戸市]]<!-- [[灘区]] -->に一戸建てマイホームを新築し家族と僅かな期間住むが、[[#出向|出向]]が決まり、マイホームの売却と一家そろっての転居を余儀なくされる。出向先が決まるまでは東京本部の通称・座敷牢<ref group="注">問題を起こした行員が処分決定まで過ごすという場所であるが、今回新たな問題を起こしたのではなく、本人は当初は栄転になると思っていたぐらいである。これに関して渡真利は「かつて病気という爆弾を抱えたため、近藤を人事部が切り捨てた」と半沢に説明している(第1話より)。</ref>で名簿作成をしていた。
: 出向先のタミヤ電機では、無責任な社長や自分を余所者扱いし見下す部下、難癖をつけて融資を拒絶する古里の板挟みに遭い精神的に追い詰められていたが、戸越のリーク情報を貝瀬が握りつぶし、古里がそれを黙認していた証拠を半沢と共につかみ、古里に融資を認めさせることに成功する。これを期にかつての覇気を取り戻し、自分を見下す部下たちを一喝した。その後、粉飾決算で会社が4千万もの赤字を隠していた裏帳簿を発見し、社長と野田に直訴して会社の再建に情熱を傾ける。その中で[[#転貸資金|転貸資金]]による不正融資を突き止め、偶然見かけた融資先の女社長・棚橋を尾行し、棚橋が大和田の妻であることを突き止める。半沢同様、正義感が強いが、道理に合わないことなどを耳にすると感情が高ぶって、場所柄やタイミングを考えずに声を荒らげてしまう時がある<ref>第二部、主に第7・8話におけるタミヤ電機の一連の財務業務に関する描写、および東京中央銀行本店での半沢、渡真利との会話シーン。</ref>。
: タミヤ電機の社長が、大和田からの頼みで妻が経営する「ラフィット」に3000万円もの資金を迂回融資した事実を掴み、タミヤ電機社長を説得し認めさせ証言を得るが、その動きを察知した大和田から、タミヤ電機の転貸資金に関する報告書を渡すことを条件に本行に戻ることを持ちかけられ、半沢と渡真利への友情と、もう絶対にないと思っていた銀行への復帰のチャンスの間で苦悩するが、最終的には、[[根室市|根室]]の中小企業への片道切符の再出向が決まっている自分がもう一度銀行員に復帰するため、相次ぐ転勤と出向で苦労している妻子のために、大和田との取引に応じて東京中央銀行に復職を果たし、入行当時からの念願だった東京本部の広報部に配属され、調査役に就任する。半沢と渡真利を裏切って大和田との取引に応じたことに負い目を感じており、彼らとの接触を一時期避けていたが、その後、半沢から銀行への復帰を祝福され、渡真利とも和解している。
; 近藤 由紀子(こんどう ゆきこ)
: 演 - [[山崎直子 (女優)|山崎直子]]
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: 演 - [[緋田康人]]
: 東京本部人事部次長。以前は秋葉原東口支店支店長。
: 元上司の浅野に肩入れしており、第一部において反抗的な態度を取る半沢を追い落とすため様々な嫌がらせを仕掛ける。その性格は陰湿かつ粘着質な性格で、激しく机を叩きながら相手を叱責する[[パワーハラスメント]]の常習犯で、近藤を心労からの休職に追い込んだ張本人でもある。元上司の浅野に肩入れし、第一部において反抗的な態度を取る半沢を追い落とすため様々な嫌がらせを仕掛ける。
: 浅野と共に大阪西支店の[[#裁量臨店|裁量臨店]]を計画し、初日に半沢らが用意した資料を次々と不正に抜き取り、書類に不備があるように仕組んで糾弾した。しかし臨店の最終日、半沢の対抗策と渡真利の機転のきいた芝居で、抜き取った資料を自分の鞄の中に隠し持っていたことを突き止められる。それでも自らの不正を認めず言い逃れようとするが、中西の告白と証拠の録音<!--結末部の完全なネタバレであり、若干消しました。それと、音声と書かなくともそれに決まっているので不要です。-->で不正が明白となり、[[左遷]]出向させられる。
; 高木(たかぎ)