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{{言語
|name=バクトリア語
|region=[[バクトリア]]
|iso3=xbc
|familycolor=インド・ヨーロッパ語族
|fam1=[[インド・ヨーロッパ語族]]
|fam2=インド・イラン語
|fam3=[[イラン語派]]
|fam4=東群
|fam5=北東
|script=[[アラム文字]], [[ギリシア文字]]
|extinct=?
}}
 
'''バクトリア語'''(バクトリアご)は[[中央アジア]]の[[バクトリア]](現在の[[アフガニスタン]]北部、別名トカリスタン)で話された[[言語]]。[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[イラン語派]]に分類される。紀元前323年ごろに[[アレクサンドロス]]が侵入したときには話者がいたと思われる。ギリシア王朝の後紀元前123年前後に北来した[[月氏]]の時代には[[ギリシア文字]]で記された(それ以前は[[アラム文字]])。[[クシャーナ朝]]の時代には[[貨幣]]や[[碑文]]にみられることから[[公用語]]の[[ギリシア語]]と並存していた。クシャーナ朝の領土の拡大とともにひろがり、[[仏教]]や[[マニ教]]の経典が著されたころには[[インド]]北部から[[中央アジア]]の[[トゥルファン]]にまで及んでいたと思われる。
[[音韻]]は大きくは[[パシュトー語]]、[[近世ペルシア語]]、[[ソグド語]]、[[パルティア語]]など同じであったと思われる。
 
[[紀元前323年]]ごろに[[アレクサンドロス]]が侵入したときには話者がいたと思われる。[[古代ギリシャ|ギリシア王朝]]の後紀元前123年前後に北来した[[月氏]]の時代には[[ギリシア文字]]で記された(それ以前は[[アラム文字]])。[[クシャーナ朝]]の時代には[[貨幣]]や[[碑文]]にみられることから[[公用語]]の[[ギリシア語]]と並存していた。クシャーナ朝の領土の拡大とともにひろがり、[[仏教]]や[[マニ教]]の経典が著されたころには[[インド]]北部から[[中央アジア]]の[[トゥルファン]]にまで及んでいたと思われる。
[[de:Baktrische Sprache]]
[[en:Bactrian language]]
 
[[音韻]]は大きくは[[パシュトー語]]、[[近世ペルシア語]]、[[ソグド語]]、[[パルティア語]]など同じであったと思われる。
 
[[Category:アジアの言語|はくとりあ]]
[[Category:イラン語派|はくとりあ]]
{{language-stub}}
 
[[de:Baktrische_Sprache]]
[[en:Bactrian_language]]