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{{日本の衆議院選挙区|福岡県第6区|image=[[ファイル:衆議院小選挙区 福岡県.svg|250px]][[ファイル:衆議院小選挙区 凡例.svg|250px]]}}
'''福岡県第6区'''（ふくおかけんだい6く）は、[[日本]]の[[衆議院]]における[[選挙区]]。[[1994年]]（[[平成]]6年）の[[公職選挙法]]改正で設置。
 
== 区域 ==
* [[久留米市]]
* [[大川市]]
* [[小郡市]]
* [[うきは市]]
* [[三井郡]]
** [[大刀洗町]]
* [[三潴郡]]
** [[大木町]]
 
== 歴史 ==
[[中選挙区]]時代は[[古賀誠]]、[[古賀正浩]]、[[古賀一成]]の「三古賀」が、[[自由民主党 (日本)|自民党]]の強固な[[保守]][[地盤]]を形成していた（古賀誠は[[小選挙区制]]導入後は[[福岡県第7区]]から出馬）。その後、[[1993年]]に古賀正浩、古賀一成の2人が自民党を離党し、[[第40回衆議院議員総選挙]]ではいずれも[[新生党]]公認で当選している。[[第41回衆議院議員総選挙]]では、古賀正浩、古賀一成は共に[[新進党]]に所属していたため、古賀正浩が福岡6区、古賀一成は[[比例九州ブロック]]単独で出馬し、揃って当選した。
 
[[2000年]]の[[第42回衆議院議員総選挙]]では、自民党に復党していた古賀正浩、[[民主党_(日本 1998-)|民主党]]に合流した古賀一成が共に出馬し、古賀正浩が当選。古賀一成は比例復活により当選した。[[2002年]]に古賀正浩が在職中に死去したため、古賀一成は議員辞職し、補欠選挙に出馬。しかし、落下傘候補の[[荒巻隆三]]に敗北し、議席を失う。
 
[[第43回衆議院議員総選挙]]では古賀一成が荒巻を破り、小選挙区制導入後、初めて福岡6区で当選した（荒巻は落選後、[[京都府]]議会議員に転身）。
 
[[第44回衆議院議員総選挙]]では、前回の選挙で[[東京都第18区|東京18区]]から出馬して当時の[[民主党代表]][[菅直人]]に敗れるも[[比例東京ブロック]]で復活した[[鳩山邦夫]]元[[労働省|労働大臣]]が、母方の祖父の地元である福岡6区に国替えして出馬。この選挙では、[[小泉旋風]]に乗って鳩山が当選。古賀一成は再び小選挙区で落選し、[[比例復活]]で辛勝した。
 
[[第45回衆議院議員総選挙]]では、前回の総選挙から一転、自民党に猛烈な逆風が吹き荒れたが、[[西川善文]][[日本郵政]]社長の進退をめぐり、詰め腹を切る形で[[総務大臣]]を辞任したばかりの鳩山が古賀を約2万票差で破って11選、古賀は再度[[比例復活]]により7選した。その後、鳩山は自民党を離党した。
 
[[第46回衆議院議員総選挙]]では、離党後身の処遇を迷っていた鳩山が最終的に自民党に戻ることを決断。自民党も離党後他党に一度も席を置かなかった事などを考慮し推薦を出し、無所属候補として当選。古賀は比例復活もできなかった。選挙後、鳩山は復党が認められた。なお、第46回において自民・公明両党の公認候補が共に出馬しなかったのはこの選挙区と[[熊本県第4区|熊本4区]]のみである。
 
== 小選挙区選出議員 ==
{| class="wikitable"
!選挙名!!年!!当選者!!党派!!備考
|-
|[[第41回衆議院議員総選挙]]||[[1996年]]||[[古賀正浩]]||[[新進党]]||
|-
|[[第42回衆議院議員総選挙]]||[[2000年]]||古賀正浩||[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]||
|-
|[[2002年日本の補欠選挙#10月補欠選挙|第42回衆議院議員補欠選挙]]||[[2002年]]||[[荒巻隆三]]||自由民主党||※古賀正浩の死去に伴う。
|-
|[[第43回衆議院議員総選挙]]||[[2003年]]||[[古賀一成]]||[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]||
|-
|[[第44回衆議院議員総選挙]]||[[2005年]]||[[鳩山邦夫]]||自由民主党||
|-
|[[第45回衆議院議員総選挙]]||[[2009年]]||鳩山邦夫||自由民主党||
|-
|[[第46回衆議院議員総選挙]]||[[2012年]]||鳩山邦夫||[[無所属]]||
|}
 
== 選挙結果 ==
{{選挙結果 (衆議院小選挙区)
|選挙回数 = 46
|当日有権者数 =
|最終投票率 =
|前回比 =
|当選者名 = [[鳩山邦夫]]
|当選者年齢 = 64
|当選者所属 = [[無所属]]
|当選者新旧別 = 前
|当選者得票数 = 87,705
|当選者得票率 = 41.6
|当選者推薦・支持 = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]推薦
|当選者比例重複 =
|落選者当落 =
|落選者名 = [[古賀一成]]
|落選者年齢 = 65
|落選者所属 = [[民主党 (日本 1998-)|民主党]]
|落選者新旧別 = 前
|落選者得票数 = 47,643
|落選者得票率 = 22.6
|落選者推薦・支持 = [[国民新党]]推薦
|落選者比例重複 = ○
|2落選者当落 =
|2落選者名 = 内野雅晴
|2落選者年齢 = 36
|2落選者所属 = [[日本維新の会]]
|2落選者新旧別 = 新
|2落選者得票数 = 32,321
|2落選者得票率 = 15.3
|2落選者推薦・支持 = [[みんなの党]]推薦
|2落選者比例重複 = ○
|3落選者当落 =
|3落選者名 = 江口善明
|3落選者年齢 = 38
|3落選者所属 = 無所属
|3落選者新旧別 = 新
|3落選者得票数 = 32,305
|3落選者得票率 = 15.3
|3落選者推薦・支持 =
|3落選者比例重複 =
|4落選者当落 =
|4落選者名 = 金子睦美
|4落選者年齢 = 51
|4落選者所属 = [[日本共産党]]
|4落選者新旧別 = 新
|4落選者得票数 = 11,003
|4落選者得票率 = 5.2
|4落選者推薦・支持 =
|4落選者比例重複 =
}}
{{選挙結果 (衆議院小選挙区)
|選挙回数 = 45
|当日有権者数 =
|最終投票率 =
|前回比 =
|当選者名 = 鳩山邦夫
|当選者年齢 = 60
|当選者所属 = 自由民主党
|当選者新旧別 = 前
|当選者得票数 = 138,327
|当選者得票率 = 52.7
|当選者推薦・支持 =
|当選者比例重複 = ○
|落選者当落 = 比当
|落選者名 = 古賀一成
|落選者年齢 = 62
|落選者所属 = 民主党
|落選者新旧別 = 前
|落選者得票数 = 119,481
|落選者得票率 = 45.6
|落選者推薦・支持 =
|落選者比例重複 = ○
|2落選者当落 =
|2落選者名 = 佐藤浩
|2落選者年齢 = 46
|2落選者所属 = [[幸福実現党]]
|2落選者新旧別 = 新
|2落選者得票数 = 4,429
|2落選者得票率 = 1.7
|2落選者推薦・支持 =
|2落選者比例重複 =
}}
* のちに鳩山は自民党を離党して無所属となった。
{{選挙結果 (衆議院小選挙区)
|選挙回数 = 44
|当日有権者数 =
|最終投票率 =
|前回比 =
|当選者名 = 鳩山邦夫
|当選者年齢 = 56
|当選者所属 = 自由民主党
|当選者新旧別 = 前
|当選者得票数 = 131,946
|当選者得票率 = 52.1
|当選者推薦・支持 =
|当選者比例重複 = ○
|落選者当落 = 比当
|落選者名 = 古賀一成
|落選者年齢 = 58
|落選者所属 = 民主党
|落選者新旧別 = 前
|落選者得票数 = 109,826
|落選者得票率 = 43.3
|落選者推薦・支持 =
|落選者比例重複 = ○
|2落選者当落 =
|2落選者名 = 中西和也
|2落選者年齢 = 63
|2落選者所属 = 日本共産党
|2落選者新旧別 = 新
|2落選者得票数 = 11,623
|2落選者得票率 = 4.6
|2落選者推薦・支持 =
|2落選者比例重複 =
}}
{{選挙結果 (衆議院小選挙区)
|選挙回数 = 43
|当日有権者数 =
|最終投票率 =
|前回比 =
|当選者名 = 古賀一成
|当選者年齢 = 56
|当選者所属 = 民主党
|当選者新旧別 = 元
|当選者得票数 = 108,678
|当選者得票率 = 48.9
|当選者推薦・支持 =
|当選者比例重複 = ○
|落選者当落 =
|落選者名 = [[荒巻隆三]]
|落選者年齢 = 31
|落選者所属 = 自由民主党
|落選者新旧別 = 前
|落選者得票数 = 103,616
|落選者得票率 = 46.7
|落選者推薦・支持 =
|落選者比例重複 = ○
|2落選者当落 =
|2落選者名 = 中西和也
|2落選者年齢 = 61
|2落選者所属 = 日本共産党
|2落選者新旧別 = 新
|2落選者得票数 = 9,785
|2落選者得票率 = 4.4
|2落選者推薦・支持 =
|2落選者比例重複 =
}}
* 荒巻は2007年に地元京都府議会議員選挙（東山区選挙区）に立候補し、当選。
<div style="font-size:larger; font-weight:bold;">第42回衆議院議員補欠選挙　福岡県第6区 </div>
※当日有権者数：　最終投票率：（前回比：）
{|class="wikitable"
|-
!候補者名!!年齢!!所属党派!!新旧別!!得票数!!得票率!!推薦・支持
|-
|style="background-color:#ffc0cb"|荒巻隆三||style="background-color:#ffc0cb; text-align:center;"|30||style="background-color:#ffc0cb"|自由民主党||style="background-color:#ffc0cb"|新||style="background-color:#ffc0cb; text-align:right;"|84,740票||style="background-color:#ffc0cb; text-align:right;"|47.7%||style="background-color:#ffc0cb"|
|-
|古賀一成||style="text-align:center;"|55||民主党||前||style="text-align:right"|61,080票||style="text-align:right"|34.4%||
|-
|延嘉隆||style="text-align:center;"|29||無所属||新||style="text-align:right"|24,123票||style="text-align:right"|13.6%||
|-
|丸林秀彦||style="text-align:center;"|60||日本共産党||新||style="text-align:right"|7,820票||style="text-align:right"|4.4%||
|}
{{選挙結果 (衆議院小選挙区)
|選挙回数 = 42
|当日有権者数 =
|最終投票率 =
|前回比 =
|当選者名 = [[古賀正浩]]
|当選者年齢 = 65
|当選者所属 = 自由民主党
|当選者新旧別 = 前
|当選者得票数 = 105,423
|当選者得票率 = 48.4
|当選者推薦・支持 =
|当選者比例重複 = ○
|落選者当落 = 比当
|落選者名 = 古賀一成
|落選者年齢 = 52
|落選者所属 = 民主党
|落選者新旧別 = 前
|落選者得票数 = 90,861
|落選者得票率 = 41.7
|落選者推薦・支持 =
|落選者比例重複 = ○
|2落選者当落 =
|2落選者名 = 丸林秀彦
|2落選者年齢 = 58
|2落選者所属 = 日本共産党
|2落選者新旧別 = 新
|2落選者得票数 = 15,931
|2落選者得票率 = 7.3
|2落選者推薦・支持 =
|2落選者比例重複 =
|3落選者当落 =
|3落選者名 = 原武夫
|3落選者年齢 = 62
|3落選者所属 = [[自由連合 (政党)|自由連合]]
|3落選者新旧別 = 新
|3落選者得票数 = 5,770
|3落選者得票率 = 2.6
|3落選者推薦・支持 =
|3落選者比例重複 =
}}
{{選挙結果 (衆議院小選挙区)
|選挙回数 = 41
|当日有権者数 =
|最終投票率 =
|前回比 =
|当選者名 = 古賀正浩
|当選者年齢 = 62
|当選者所属 = [[新進党]]
|当選者新旧別 = 前
|当選者得票数 = 106,262
|当選者得票率 = 53.6
|当選者推薦・支持 =
|当選者比例重複 =
|落選者当落 =
|落選者名 = 根城堅
|落選者年齢 = 55
|落選者所属 = 自由民主党
|落選者新旧別 = 新
|落選者得票数 = 71,742
|落選者得票率 = 36.2
|落選者推薦・支持 =
|落選者比例重複 = ○
|2落選者当落 =
|2落選者名 = 丸林秀彦
|2落選者年齢 = 54
|2落選者所属 = 日本共産党
|2落選者新旧別 = 新
|2落選者得票数 = 20,368
|2落選者得票率 = 10.3
|2落選者推薦・支持 =
|2落選者比例重複 =
}}
 
== 関連項目 ==
* [[福岡県選挙区]]
 
{{衆議院小選挙区一覧}}
{{デフォルトソート:ふくおか06}}
[[Category:日本の衆議院小選挙区]]
[[Category:福岡県の政治]]
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