「ゼノサーガの登場人物一覧」の版間の差分

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'''ゼノサーガの登場人物一覧 '''(ゼノサーガのとうじょうじんぶついちらん)では、'''[[ゼノサーガシリーズ]]'''中に登場する人物について解説する。
 
アニメ版では主要キャラクター以外のキャストが変更されたが、ゲーム版はエピソードI~IIII〜III通して同一キャストである。
 
ゲームとアニメで声優が異なるものは、ゲーム / アニメの順で表記。
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: 声 - [[前田愛 (声優)|前田愛]]
: ゼノサーガシリーズの主人公。エピソードIの段階では22歳。ヴェクター・インダストリー第一開発局、KOS-MOS開発計画統合オペレーションシステム開発室主任。グノーシス・テロ後はヴェクターを退社する。エピソードIでの初登場時は社交的な性格だったが、エピソードII、IIIと作を重ねる毎に、数々の事象やその裏にある真実、また兄であるジン・ウヅキとの軋轢といった人間関係などに翻弄されて、次第に自己中心的な行動が目立つようになっていく。当初彼女がかけていた眼鏡は元恋人であるケビンにプレゼントされたもので、視力の矯正ではなく現実に存在しないU.M.N.上の現象が見えてしまうという彼女特有の症状をやわらげる為の物で、エピソードII以降に使用するコンタクトレンズにも同じ機能がある。幼い頃よりその状態になれてしまっている彼女はそれを外すことも多い。なお『[[ゼノサーガI・II]]』においてはシオンの性格は必ずしも自己中心的には描かれておらず、眼鏡をコンタクトレンズに替えることもない。母・アオイを喪った時のことや、ケビンを喪うこととなったKOS-MOSアーキタイプ暴走事件が重度のトラウマとなっており、雷や稲光に対しては激しく恐怖する。
: <!--エピソードIのムービーで確認できるが、-->メガネのレンズにあたる部分は[[ホログラフィー]]になっており、実体されているものではなく、テンプル、蝶番といった部品はない(パッドなどの部分は実体)。
: システムエンジニアという戦闘とは無縁の職業ながら、祖父から教わった体術(ジンとの合体技では剣術も披露する)と、後輩のミユキ謹製のマルチウェポンを駆使して戦う。乗機はエピソードIでは赤いA.G.W.S「VX-10000」、エピソードII以降はE.S.ディナ。名前は[[エルサレム]]にある丘[[シオン]]に由来する。
: エピソードIIIにて、かつての恋人で、赤のテスタメントでもあるケビンとついに対面し動揺、その後終盤にて彼の甘言に乗り、一時的に兄のジンやKOS-MOSらと敵対する。だが、ケビンに攻撃されてもなおも彼女の傍にいようとするアレンの身を挺した説得と、マリアとして目覚めたKOS-MOSの言葉に自分だけが幸せになることを拒否、皆とともに宇宙を救うことを決意し、彼を拒絶する。ラストバトルを終えた後、ケビンとの和解、そしてジンとの別れの後、ロストエルサレムを目指してアレンらとともに旅立つ。
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; M.O.M.O.(モモ)
: 声 - [[宍戸留美]]
: 百式汎観測レアリエンのプロトタイプ。ミズラヒ夫妻の亡き娘、サクラの姿を模して造られた。故ヨアキム・ミズラヒが彼女の深層意識の中にY資料と呼ばれるゾハルに関する研究資料を封印した。人間に憧れている。Iでは魔法少女のようなステッキで戦っており、エーテルもファンシーなものが多かったが(魔法少女に変身する技が存在し、専用のムービーが付いている)IIからは弓矢に持ち替えた戦闘スタイルになった。劇中では語られないが通常のレアリエンとはまったく別次元の存在であり、幼態擬装の期間が過ぎると普通の人間と同じように成長し、場合によっては受胎すらも可能である。乗機はE.S.ゼブルン。IではA.G.W.Sを持っていないため、乗せたければ他のキャラクターと交換するか新しく機体を買う必要があった。『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティアEXCEED]]』では、別世界に飛ばされたKOS-MOSを捜索するためにエンドレス・フロンティアの世界にエンセフェロンダイブを経由して飛んでいったことがある。
; ジン・ウヅキ
: 声 - [[田中秀幸 (声優)|田中秀幸]]
: シオンの兄。元星団連邦特殊作戦軍情報部大尉。ミルチア紛争時にケイオスたちとの知遇を得る。温厚な性格だが刀術の達人で、生身で敵のA.M.W.S.を一刀両断にするという離れ業を見せ、E.S.での戦闘でも一人乗りとは思えぬ強さを発揮する。Iで少しだけ登場した後、IIで仲間になる。またIIとIIIの間のエピソードになる『[[ゼノサーガ エピソードII to III a missing year|ミッシングイヤー]]』の主役でもある。乗機はE.S.ルベン。マーグリスとは祖父から刀を習った同門であり、同時に宿命の敵でもある。ミルチアが滅びる際、父であるスオウからの連絡を受けてシオンを救出する。ペレグリーとは過去に恋人関係にあったらしい。ミルチア紛争以降は軍を退役し、第二ミルチアでシオンを育てつつ、色々職を転々としていた(シオンいわく「半年続いた例がない」)。また、仕事一筋でずっと実家に帰ってこないシオンに対し「たまには墓参りに帰って来なさい」と電話をしてよこす、T.C4700年代ではローテクとして敬遠される紙媒体の古書店を営むなど、様々な文化が形骸化、あるいは廃れている時代において、古い知識や慣習に触れることを好み大切にする、文化人としての一面も併せ持つ。シオンはジンの実力を知らず、「しょっちゅう刀を持ってニヤニヤしている変な人」と思い込んでいた様子。『[[ゼノギアス]]』の「'''シタン・ウヅキ'''」に類似しており、高い戦闘力、武器、性格、口調、声優と共通点も多い(初期設定ではシタン同様に眼鏡を掛けていたようである)。シタンの搭乗機にはアニマの器「アシェル」が搭載されている。『ゼノギアス』と本作でのキャラクターとアニマの器の対応は必ずしも一致しないが、エピソードIIIエンディングでジンは補器として搭載されたエルデカイザー用のリアクターによりアシェルを駆っている。
; Jr.
: 声 - [[川崎恵理子]]
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: 声 - [[風間信彦]] / [[福原耕平]]
: ヴォークリンデに搭乗していた連邦軍人だが、その正体はU-TIC機関工作員。顔に×の模様が入っている。「たるんどるぞ!」と事ある毎に部下を殴り飛ばしており、無茶苦茶な言い掛かりや「マシンと化して不眠不休で働け!」「腕立て伏せ一億回!」などの問題発言も多い。EPIIではナグルファル主砲で、I・IIではプロト・ドーラでシオンたちと戦う。本編に絡まないが、兄がいるという設定。
: 顔の模様やキャラクター設定が『ゼノギアス』の登場人物「ヴァンダーカム」に類似しており(ただし、ゼノギアスの方の模様は十字)、戦艦の巨砲で戦ったり、搭乗する機体が「ドーラ」という共通点がある。EPIの会話中に「ヴァンダーカム少佐」と言う人物名が一度出ており、用語集ではこの少佐と同一人物かは不明とされているが、ヴォークリンデを脱出したU-TIC機関の工作員に他に少佐の階級を持つ人物はいない。
: 『[[ゼノブレイド]]』でも「ヴァンダム」という名前や初登場時の部下とのやり取り、滅茶な懲罰、声優まで同じキャラクターが登場。また、彼が所属するコロニー9で彼の部下が民家にぶつけて動かなくなった自走砲の名前は「ドーラ」である。
; リヒャルト
: 声 - [[置鮎龍太郎]]
: オルムス異端審問官の一人。外見は13~1413〜14歳前後。乗機はE.S.ガド。二重人格に近い性格をしているが、これはかつて姉の死を目撃したことがきっかけである。レイピアの使い手である
; ヘルマン
: 声 - [[三木眞一郎]]
: オルムス異端審問官の一人で棍の使い手。乗機はE.S.ヨセフ。劇中では語られていないが、かつて、星団連邦軍海兵隊に所属していた時はマシューズ軍曹が率いる部隊に配属されていた。彼の家系はリヒャルトの家の個人的家臣であり、彼自身も幼少のころからリヒャルトに忠誠を誓っている。その一方で海兵隊時代にマシューズから受けた恩を忘れてはおらず、ドラマCDでは計らずとも敵対関係になったことを知った際には彼の身を案じる言動もあった。リヒャルトと共に、ゲーム本編ではその姿を確認出来できないが、I・IIで容姿が明らかになった。本人は気づいていないだろうが、マシューズが借金塗れになったそもそもの元凶だったりもする。
; セラーズ
: 声 - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]]
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; ディミトリ・ユーリエフ
: 声 - [[阪脩]]
: 元星団連邦枢機院議員であり、Jr.やガイナンたちU.R.T.V.の遺伝子提供者。議員在任当時はかなりの実力者であり、現在でも連邦の内部に数多くの信奉者が存在している程である。ルベドの抹殺を拒否したニグレドによって死亡したと思われていたが、その時ニグレドの身体に乗り移って、密かにプロジェクト・ゾハルの指揮をとっていた。ミルチア宙域の局所事象変移事件の際、ニグレドを介して覚醒。議会内のザルヴァートル派および軍部を再び統率してデュランダルを襲撃し、メリィとシェリィ、ユリを除くほとんどのクルーたちを殺害。ゾハル・エミュレーターを強制起動させる。
: 星団連邦最初のザルヴァートルでもあり、かつてU.M.N.黎明期に行われた生体転移実験に参加していたが、実験中にウ・ドゥに接触。その精神を汚染されてしまった。この時の件をきっかけに、U.R.T.V.に精神を憑依させる能力を得て、これによって長い年月を生きながらえる事が可能となったが、同時にウ・ドゥに対する激しい恐怖心に取り付かれる事になり、恐怖から逃れるために、U.R.T.V.を組織。ウ・ドゥを消滅させようとした。
: 最後は自らの元に現れたルベドや、テスタメントとして現れたアルベド、そして意識を取り戻したニグレド三人の協力によって、完全な消滅を迎える事となった。
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; マイ・メイガス
: 声 - [[佐藤利奈]]
: 過去の人物。重篤神経症治療施設に入れられている被験体の一人であるテスラ・メイガスの娘で、アイゼンの孫。なお、『ゼノギアス』には「'''マリア・バルタザール'''」という似たキャラクターが存在し、マイが操る「リューポルド」もマリアが操るゼプツェンに似たデザインとなっている。父親が残したという部分も同じである。ただし、マリアと違って肉弾戦は得意。
 
== その他 ==
; ネピリム
: 声 - [[冬馬由美]]
: 度々シオンの前に現れ、助言をする少女。U.M.N.にのみ存在しその実体が無いため、物理的に干渉することはできない。ロスト・エルサレム時代のゾハル制御プログラマ、グリモア・ヴェルムの娘であり、ゾハルの最初の暴走が引き起こした局所事象変異により“消滅”した最初の人物。なお、キャラクターデザインの観点から見れば、『ゼノギアス』のヒロインである「'''エレハイム'''」のリデザインであり、声優も同一人物を起用している。
; アベル
: 声 - [[伊藤舞子]]、[[緑川光]](ウ・ドゥ)
: オメガの専属パイロットをつとめる少年。この次元よりも上位の領域の存在であるウ・ドゥが、下位領域で存在する為にとった実数(実体)としての形。虚数(意識)としての形が、劇中に登場する「アベルの方舟」である。ディミトリ・ユーリエフにより、ゾハルを制御する為の装置として利用されている。
: キャラクターデザインの観点から見れば、『ゼノギアス』の主人公である「'''フェイ'''」およびその前世「'''アベル'''」のリデザインであり、ウ・ドゥの声には同じ緑川光が起用されている。『ゼノギアス』における同名の人物「アベル」とはデザインこそ同じであるものの、設定は異なる。
: 乗機はオメガ・レース・ノワエ、並びにオメガ・メテンプシューコーシス。もう1つ存在するオメガであるオメガ・ウーニウェルシタースは『ゼノギアス』のフェイの機体ヴェルトールに似ており、バックパックの展開と赤い変色を伴う変形機構、構えや技もヴェルトールと共通している。なお、ゾハル接触直後のオメガ・レース・ノワエの形状は、フェイが最後に乗ることになる「ゼノギアス」に似ており(ゾハルとの接触で変異したという設定も同一)、メテンプシューコーシスは『ゼノギアス』の実質的な最終ボス「デウス」(正確な最終ボスは別に存在する)の他、「ヴェルトール」、「ヴィエルジェ(エレハイムの搭乗ギア)」をそれぞれ踏襲したような形になっている(デウスは両手に二体の天使型兵器を従えており、メテンプシューコーシスも同様に二体の兵器を従えている)。
; ブラックハカセ
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: EPIに登場する隠しボス。Jr.が先頭でなければ出現しない。ガンマン風の男だが、一応タイプはグノーシス。HPはが少なくなるとJr.との一騎打ちを申し出、他のメンバーが攻撃すると反撃して来る。倒すとJr.を友と認めて必殺技とエーテルをくれる。戦利品は水着であり、「しばらく預けておく」という言葉を残すが、再登場はしなかった。
; ミンティア
: EPIに登場する隠しボス。モモが先頭でなければ出現しない。魔法少女のような外見だが、一応タイプはグノーシス。男性キャラクターで攻撃すると怒って反撃して来る。ビボと言う僕を召喚する。倒すとモモに新たな必殺技をくれる。「今度は一番のペットを連れて来る」という台詞を残すが、EPII以降は登場しない。
 
{{Xeno}}