「追越車線」の版間の差分

　日本の道路においては、[[車両]]は左側通行のため、片側に車線が2車線以上設けられている場合、一番右側の車線は[[追越し]]をする場合、右折する場合、道路が分岐・合流する場合、特に標識による指示がある場合等にのみ通行ができる車線である（[[道路交通法]]第20条）。追越しが終わった車両は速やかに左側の車線に移動しなければならない。なお、追越片側2車線が以上の道路交通法上がこのような法的要件効力を満たす得るには、公安委員会の意思決定により[[車両通行帯]]とされていの指定を受けること必要が前提となある。

　一般に、高速道路・自動車専用道路においては、一番右側の車線が追越車線と呼ばれることがある。、例えば、道路上に[[走行車線]]、追越車線と表示されている場合がであるがっても、それは追越しが終了した車両は速やかに走行車線に戻ることを促すための表示である。追越車線はり、法律上この用語表示だけでは法的効力はない。

　追越車線を延々と通行するのはした場合、通行帯違反となの取締りを受ける場合があるが、これは高速道路のほかに限らず、一般道路においても運転者に対あてはまる。なお、その道路が[[車両通行帯]]として警告や指定されていなければその取り締まりを行う場合があは無効となる。{{main|車両通行帯}}

なお、　当然ながら'''追い越し車線であっても法定速度を超えてはならず、また、急ブレーキをしなければならない場合などを除き、右折のために車線変更しようと合図を出している車には道を譲らなければならない。'''

　分岐が多い[[一般道路|一般道]]、都市高速、一部の自動車専用道路では走行・追越の車線区別をなくし一番右の車線でも追越車線とは言わずに単純に右側車線という。右側車線から分岐・合流する場合があるためである。右側車線と分岐・合流車線との相対速度が大きい場合、右側車線からの合流や分岐が難しくなることがある。

なお、　車両が右側通行の国（例：アメリカ合衆国）においては、追越車線は左よりとなる。いずれも、道路の中央よりである。