「木生シダ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Ks (会話 | 投稿記録)
57行目:
その姿は熱帯を強く意識させるもので、温室などでよく栽培される。小型のものは[[観葉植物]]として扱われる場合もある。ヘゴなどは食用とされる。また茎にでんぷんを蓄積する種があり、それも利用される。幹は建材とされ、特に根の絡んだ部分はヘゴ板と称し、園芸素材、特に[[洋ラン]]や[[着生植物]]の栽培に用いられる。この分野では代替品がないほどに好まれ、その需要は多くの種の生存を脅かすまでになっている。ヘゴ科植物が[[ワシントン条約]]で規制される一因でもある<ref>西田b(1997)p.67</ref>。シシガシラ科の[[ブレクヌム・ギッブム]] ''Blechnum gibbum'' は高さ90cmほどになり、これも観葉植物として扱われている<ref>高林(1997),p.594</ref>。
 
ニュージーランド産の[[シルバーファーン|シルバーリーフファーン]] (''Cyathea dealbata'' ヘゴ科ヘゴ属)はニュージーランドにおいてナショナルシンボルとされ、[[ラグビー]]チームである[[オールブラックス]]のユニフォームデザインとしても使用されている<ref>日本インドア・グリーン協会編(2009),p.10</ref>。
 
== 真の木本であったもの ==