「薩州家」の版間の差分

島津宗家8代当主である[[島津久豊]]の次子、'''用久'''（好久）よりはじまる。「薩州家」の名前は'''用久'''が[[薩摩守]]を称したことに由来する。2代当主'''国久'''の死後に起こった御家騒動は、他の分家をも巻き込んだ騒乱となった。一時は半独立状態にあったが、5代当主'''実久'''は島津宗家当主の座を巡る争いで、同じく分家の[[伊作家]]に敗北した。以後は島津宗家となった伊作家に従う。7代当主'''忠辰'''が[[文禄・慶長の役|朝鮮出兵]]に際し[[豊臣秀吉]]の怒りを買い[[改易]]され、忠辰が[[朝鮮]]在陣中に病死したため、薩州家はその所領を失った。

#[[島津重成久]]（生没（1464年 - 1536年不詳）…子：忠興（4代）、女（伊作家[[島津忠良]]の室）、女（5代当主実久の室）

#[[島津忠興 (薩州家)|島津忠興]]（生没（1486年 - 1525年不詳）…子：女（島津宗家14代当主[[島津勝久]]の室）、実久（5代）、忠辰、[[島津忠兼 (薩州家)|忠兼]]、女（[[新納忠茂]]の室）

#[[島津実久]]（1511（1512年 - 1553年）…子：義虎（6代）、[[三葉忠継]]

#[[島津義虎]]（1536年 - 1585年）…子：忠辰（7代）、[[島津忠隣|忠隣]]（[[島津歳久]]の養子に）、[[島津忠清|忠清]]、忠栄、[[入来院重高|忠富]]（[[頴娃氏]]、更に[[入来院氏]]を継ぐ）、忠豊